
スパーリング中、友人が突然、「ハ・ナ・ク・ソ
ハ・ナ・ク・ソ
キタナイヨー
キタナイヨー
」と妙に語尾を上げた片言の日本語で騒ぎ始めました
ふと見ると、友人の真っ白なTシャツの肩口に、僕の鼻から飛び出したばかりのフレッシュな鼻●そが、べっとりと付いていました

僕はとっさに「ハ・ナ・ヂ
ハ・ナ・ヂ
」と同じように語尾を上げた日本語で言い訳を試みましたが、友人は「ノー、ノー、ハ・ナ・ク・ソ
」と言って譲りませんでした。そう、友人のTシャツの肩口についた物体はアメリカ人の目から見ても、完全に鼻●そだったのです

弁解をあきらめた僕は素直に、自分の鼻がしでかした不祥事を友人に詫びました

優しい友人は明らかに問題がありそうな顔で、「ノープロブレム、ノープロブレム」と言って許してくれましたが、僕の心は恥ずかしさでいっぱいでした

ここで格闘技に詳しくない方のために少し補足させて頂くと、練習中、相手に鼻●そをつけるという行為は、相手にう●ちをつけるほど恥ずかしくはないが、相手に鼻血をつけるよりかはずっと恥ずかしい行為なんです

数ある名勝負の中でも、伝説となった試合の殆どは、鼻●そが勝敗を分けたと言われています

恐らく、数日前に鼻毛を短く刈り込み過ぎたのが、鼻●そを飛び出し易くしてしまった原因ではないでしょうか

僕は、こんな自分を笑って許してくれ、何事もなかったかのように職場に帰って行った友人に感謝するとともに、今後、鼻毛は適正値よりも短くしないように十分注意してカットしようと誓ったのでした

*お食事中の方、本文中にお料理をより一層おいしくする表現が多々含まれていたことをお詫び申し上げます




