姑のミッチーは日がな一日時代劇チャンネルを観ている。
結婚当初は一日中ついている時代劇にノイローゼになりそうだったが、今ではそれも慣れてしまい、桃太郎侍は実は松平ゆかりの人間なのか、とか暴れん坊将軍の歴代の爺の中ではこのお方が一番好きだな、とか暴れん坊将軍の吉宗よりも大岡越前の吉宗の方が好きだな、とか言えるほどになって来たじいさん。
皿洗い中の鼻歌も子連れ狼とか。。。。とっくんとの会話も「おまいさん!」「あんたぁ」

そんな我が家で先日アニメにはまってしまったのだ。
Jcomのオンデマンドで寄生獣を一気に観てしまった。
非常によく出来た構成で十分大人の鑑賞に堪える代物だったし、残酷な描写もあるものの、考えさせられるセリフも多く、中学生くらいならどんどん観て頂きたい。

ミッチー84歳もかじりつきで観ていましたよ。ふふ。


ビビリんぼうのメガネの主人公新一の右手から体内に侵入し、脳を食おうとした寄生獣は、新一が腕にコードを巻いてその侵入を阻止したために、右腕の段階で成体になってしまい、共生するしかなくなってしまう。
新一の右腕から養分を供給されて食欲を感じる事も無く生きる羽目になるのだが、自分に右手だから、と言う理由で「ミギー」と言う安直な名前を付けて共同生活を送る。



失敗だ。失敗した。。
残念だ。
日本語教えて、新一。




ミギーとは違って正常に
犬に寄生したものは犬を、人間に寄生したものは人間を食べて生きようとする。
世界中で、この寄生獣に食い荒らされたバラバラ死体が見つかり、ミンチ殺人事件と名付けられる。

仲間の存在をその半径300mから完治する能力で、互いに戦うシーンも多い。
他の仲間達寄生獣の寄生乗っ取り成功者達は人間の頭部に擬態して全身野神経を操り人間生活を送るものまで出て来る。


人間になり済ました彼らは政治の世界に進出し、人間との安全な共存を模索するが、人間側ミンチ殺人の捜査が進行し、ついには全面戦争?に。




あんまり書くとネタバレなので、機会があれば漫画なりアニメなりご覧下さい。

私は…ミギーがかわゆうてかわゆうて。

今四十肩が痛くて痛くて、家事が辛い~~。

じいさんの左手に寄生獣きてくれんかな~~。

ヒダリ~って名付けて仲良くやって行こう。






高い知能であっという間に地球上の知識を貯えたミギー。
悪魔について研究するに、それに一番近いのは人間だと喝破。
エサである人間とも共存の道を考える寄生獣達の合理的で柔軟な発想は見事とも言える。


ネタバレだが政界に進出して寄生獣達の居場所を守ろうとした議員、てっきり×××思いきや、彼はただの変わり者の××だった。
仲間にまで『変わり者だよね』って言われている。
何処か鳩山氏に似ている(笑)
いやいや、広川くんはポッポよりはもうちょっと見所のある政治家になれる素質があったと思うけどね。
クリミアは…どういうことやねん、って。。。



何故か実写版には触手が動かないのだが、ミギーの声が阿部サダオだからか。
『新一、眠い』がかわゆくなくてはダメだと思うのだが~~~。





キノコの光合成はレプティリアンいるよ派のブログなので、こう言う作品はよくある暗示型として、かつ共存模索型として新しい、と思いました。



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