私の好きなアーティスト2人目を紹介したいと思います。
音楽を好きになったきっかけでもある、尾崎豊です。
尾崎豊は高校を中退し、1983年から活動を始め、1992年に26歳で無くなるまで約10年間活動しました。
10年間しかやってないの!?と思うほど強烈なインパクトを残している曲を何曲も残しています。
「卒業」 「15の夜」 「17歳の地図」 「Oh My Little Girl」 「I Love You」 「ダンスホール」 「シェリー」など、上げたらキリがないですが、尾崎豊のこの10年間は、宇多田ヒカル、コブクロ、CHEMISTRY、家入レオ、あいみょんなど、そうそうたるアーティストに影響を与えています。
早速私にとって1番印象に残っている1曲を紹介する前に、尾崎豊の魅力を書きたいと思います。
尾崎豊は、直球しか持ち球がないピッチャーのように思い切り振りかぶって小細工無しにとにかく想いをキャッチャーミットに届ける、そんな印象です。(分かりづらいですかね)
何を言いたいかというと、歌だけど歌じゃないようなメロディはあるけどメロディに乗り切らない想いが溢れているんです。それは歌詞もそうですが、歌い方も枠にとらわれない「ロック」のイメージそのものという感じです。
17歳でデビューし、「15の夜」や「17歳の地図」で若者ならではの反抗心むき出しの歌詞を書き、一世を風靡しましたが、その一方で彼自身はどんどん大人になっていき、歌詞と自分のギャップに苦しんだんだなと私も今になって思います。
一方ラブソングにも違う魅力があります。「卒業」や「15の夜」が速球ならラブソングである「I Love You」や「Oh My Little Girl」はチェンジアップと言った所でしょうか。彼の力強い声からはイメージできないようなしっとりとした歌声は、もうそんなのずるいです(笑)
尾崎豊の力強いロック、しっとりとギャップのあるラブソングどちらにも共通しているのは小細工が全く無く、想いを直接ぶつけてくる、純粋な歌詞なところです。
そして私のお気に入りの曲は「Forget-me-not」です。かなり有名な歌ですが、初めて聞いてからずっと大好きな曲です。
"小さな朝の光は 疲れて眠る愛にこぼれて"から始まるこの曲はしっとりと囁くような声で歌い始まります。
歌詞の中の'僕'は恋人である'君'と出会うことで何気ない日常も色とりどりになっていく。
そして、サビに入るとより一層感情が込められ、力強く歌うのですが、
最後の一節、また優しい声に戻りこう歌うのす。
"君が教えてくれた花の名前は 街に埋もれそうな小さな 勿忘草"
この一節は今は亡き尾崎豊が私たちに送ったメッセージのように聞こえるのです。
私は尾崎豊が生きていた時代にまだ生まれていなかったですが、尾崎豊という素敵な花をこの歌は教えてくれました。
そして'勿忘草'とは'私を忘れないで'という花言葉を持っています。
私たちは時代が移り変わってもこの尾崎豊という花、偉大なアーティストを語り継いでいかなければならないのです。