子供 「ねぇ、ねぇ。お母さん!

   赤ちゃんはどこから生まれるの~?」

女 「それはね、コウノトリさんが

   赤ちゃんを運んできてくれるの。」


日本のコウノトリが絶滅した昭和46年から34年の月日が流れる。

この34年間は日本の出生率は昭和48年のピークから出生率がどんどんと減少し、

いまでは少子化がこの国において深刻な問題になっている・・・・。

日本の将来を担う希望の子供たちが確実に減っている。

私は昭和48年生まれです。この年に生まれた人は日本で一番多いのですが、

年金の収入源となろう子供たちが確実に少なくなっている

今、私は年金をまともに受給できるのかと老後の心配をしてみたり。

そんな中、

兵庫県豊岡市の「県立コウノトリの郷公園」

人工飼育されていた国の特別天然記念物、

コウノトリ5羽を自然界に放鳥するというニュースを

耳にした。


コウノトリ  学名(Ciconia boyciana

コウノトリ

野生のものが絶滅した鳥を自然界に放し、

自然繁殖させ、人との共生を試みるという取り組みは

世界的に珍しく、世界各国が注目しているのだとか。


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第三回コウノトリ未来・国際会議」に

海外から5カ国10人の研究者らが参加したという。


ウラジミール  極東環境管理局副局長ウラジミール・アンドロノフ (ロシア)

    「コウノトリの生息数が世界的な減少の中で

     日本の野生になったコウノトリが増えることは喜ばしいことだ!!

     とにかく国境を越えて政府、研究者、市民に協力が必要だ!」


パク シリョン  パク・シリョン教授 (韓国)

    「韓国でも日本と同じように野生のコウノトリは絶滅してるニダ。

     ウチの大学では33羽を人工飼育しているが、

     ここ豊岡では住民が放鳥に協力し、行政のサポートする態勢が

     できているニダ。

     このあたりは我々のモデルになるし、成功することを願っているニダ。」


ウォーレス博士  マイケル・ウォーレス博士 (アメリカ)

   「ウチのサンティエゴ動物園では野生復帰で

    カルフォルニアコンドルを27羽から250羽以上に増やした

    実績があるんですけど、日本のコウノトリもそうなることを願いま~す。

    なんといっても放鳥の瞬間はサイコ~で~す。」


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24日の午後2時半。

コウノトリの郷公園前の小川の土手で

5羽(オス2羽、メス3羽)が放鳥されました。

それぞれには発信機がつけられて、

今後、人工衛星で追跡調査もできるのだとか。


自然界のなかでこれから数世代にわたって

ヒナを産みつづけどんどん増えていってほしい。


そして人間の赤ちゃんをたくさん運んで

日本の少子化問題を解決して欲しいです(笑)


兵庫県立コウノトリの郷公園 では

コウノトリの目撃情報を募集しているそうです。