ヨウジウオ 学名(Syngnathus schlegeli )
現代の海に生息している
ヨウジウオという爪楊枝のように細い魚です。
有名な「タツノオトシゴ」と同じヨウジウオ科の魚です。
これらの魚は繁殖方法に特徴があります。
オスにはカンガルーのように「育児嚢(いくじのう)」が
あり、そこにメスが産卵し、受精。
オスが育児嚢で卵を育てるのです。
ということで、
以前、書籍化に伴う未来動物の応募の中から
ヨウジウオから進化した
イトヨウジという未来動物を紹介します。
ユウレイ団長 さんからトラックバックで投稿してくれたものです。
魚類ヨウジウオ科
500万年後 体長10~20cm
生息地 海
ヨウジウオから進化。より細くなる。
ほかの生物の口の中のゴミを
歯の間まで食べつくす。
繁殖の時期を迎えると
オスは婚姻色で色が変わり
弓状にしなって
メスにとりつく。
このときメスは相手を無視し
そのまま食事などをする。
1週間ほどとりついて
やっと交尾を迎える。
繁殖期にはオスが弓状にしなるということですが、
こんな感じで、名前の由来から
オスは「糸ヨウジ」のような姿になって
糸(発達した胸ビレ)で他の動物たちの
歯の隙間にあるゴミ(エサ)をとる
幼魚が育児嚢から顔を出し、
糸についたエサを
食べるのでしょうか。