久しぶりに役に立つブログ記事を書きます。
健康オタクであれば、既に知っている内容かもしれません。
火傷に流水はお勧めしません。
流水で冷やすと、水ぶくれになる確率が非常に高くなり、完治までに時間がかかります。
もちろん、水ぶくれが破れると、肌のバリアがなくなるので、ばい菌等が入り炎症を起こす可能性も高くなります。
私の中では常識なのですが、この前友人がキッチンで調理している時、間違って、厚い鍋を触ってしまい、直に水で冷やそうとしていたのを私が止めた時に驚かれ、「あ、これは常識ではないのだな」と気付きました。
水で冷やすのではなく、我慢できるぐらいの熱さのお湯を付けるのが私の常識。
火傷にお湯???
そうです、火傷にお湯です。
そんなことしたら余計に火傷になりそう、と信じられない方は、是非今度火傷した時に試されてみて下さい。
もちろん、命に関わる様な大火傷は例外です。(直に病院へ行って下さいね。)
キッチンでちょっとした火傷、の時に試されてみて下さい。
私の場合は、脂が飛んだり、熱いものを間違って触ってしまった時、直に水道から出るお湯をマックス温度にし、火傷している箇所に当てます。出来るだけ我慢できる熱さで。
もちろんヒリヒリします。でも、決して我慢できないほどの痛さではありません。
そして、もっと熱い温度でもいけるな、と思うようであれば、お湯を電気ケトルで沸かし、我慢できるまでの温度に調整し、それに付けます。
合計5〜10分ぐらいで十分です。
しばらくしたら、それでおしまい。何も付ける必要はありません。
暇な方は、数時間にまた同じことをしても良いですが、大抵の場合、1回で十分です。
まず、水ぶくれになることはありません。そして痛みもほとんどなくなります。
そして、火傷したのを忘れてしまうぐらい回復が早いです。
これは、ホメオパシー的な考えからの治療法です。
熱いものを触ってしまったのであれば、熱いものを。
突然熱いものを触ってしまった場合、体が完全に自覚していない場合がほとんど。
熱いもの(お湯)をじりじりと与え、「熱ーい!熱くてヒリヒリするー!」と感じさせることで、体が「熱いものを触ってしまったんだ、火傷したんだ!」ということに100%目覚め、回復力を最大限に発揮するそうです。
一番避けたいのは、冷水に付けてしまうこと、これでは、体が全く自覚しません。
なので、回復まで長引く。水ぶくれにもなります。
氷は更に最悪。
子供の場合、流水に付けてもお湯につけても、どちらでも大泣きしますが、私は以前、息子がちょっとした火傷をした時、無理矢理ではありましたが、お湯につけました。(そこまで熱くないもの)
もちろん、大泣きでしたが、水ぶくれになることなく、直に完治しました。
後々、水ぶくれになって、それが剥がれて、ばい菌が入って、炎症を起こす、とかが面倒なので、どちらにしろ大泣きするのであれば、お湯を、と考えた結果でした。
ただ、周りが知っていないと、虐待に見えますね...汗
今日の非常識な豆知識でした!