「妊娠中に食べてはいけないもの」、思いっきり食べています。 | ドゥーラのりこ

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オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

オーストラリア政府が発行している、妊婦さんの為の食事ガイドライン

こんなのに従っていたら、妊娠糖尿病になっちゃいますよ~!、と最初から突っ込みたくなります。

例えば、1日の炭水化物は8.5食分(8.5 servings)を食べるべき、となっておりますが、
同じガイドラインでは、パン1枚を1食分(1 serving)としているので、1日に8枚半!
また、パスタ半カップが1 servingとなっているので、8.5servings だと、パスタ1日に約4カップ!
「1カップ」は、オーストラリアカップなので、250mlの量です。でか!

こんだけ炭水化物を食べろ!と最初から推奨しているのですね。(まるで、糖尿病になれ!と言っているかの様です。)


そして、このガイドラインには、妊娠中は食べたらダメ!のリストがずら~りと並んでいます。

そのリストには、「こんなもの、妊娠中でなくても食べたくないよー!!」というアイテムが多く、例えば、

「加工肉」

デリで売られている加工ハムとかサラミとか、加工食品であるチキンナゲットとか、加工ソーセージとか...
こんなもの、妊娠していなくても食べるべきではありません。


「サンドイッチバーに置いている肉」

サンドイッチバーなんて、行きませんし、そんな場所で使われている肉は大量生産家畜動物の肉です。食べたくありません。


「既に出来上がっているサラダ(プラスチック容器等に入ったサラダのこと)」

サラダなんて、自分で作ります。それに、そんなテキトーな所で売られているサラダの野菜はどうせ、全て農薬だらけです。


そして、政府がダメ~!!といっている食べ物でも、「いや、私は絶対に食べます」、というアイテムも多いです。

例えば...


「熱殺菌処理されていない動物の乳汁」

これは、私のブログ読者なら、既にお分かりだと思いますが、私は、「熱殺菌処理されていない、そのままの乳汁」しか飲みません。
もちろん、グラスフェッドでオーガニック農場の動物であることが条件です。

過去のブログ記事にも書きましたが、熱殺菌処理されていない「生乳」は、糖尿病の予防にもなり、(妊娠中は重要)、そして、カルシウムが通常の(熱殺菌処理されている、ホメオジャナイズドされている)牛乳とは違い、しっかりと吸収される状態になっています。
生きた乳酸菌、酵素、ビタミンCが豊富なのも言うまでもありません。

私は、この「生乳」を使い、ヨーグルトやチーズを作ったりしています。(45度以上の熱は一切加えません。)

リステリア菌等の細菌が危ないのでは!?

とよく思われがちですが、オーガニック農場で、グラスフェッドで、のびのびと暮らしている牛の乳には、そもそも、リステリア菌なんて存在する事自体、可能性としてめちゃくちゃ低いですし、例え他の細菌があったとしても、生乳の良い菌(乳酸菌)が生きたままなので、それが、悪い菌を無くしてしまうのです。自然とはうまく出来ているのですね~。
証拠として、「生乳」を室温に放置しておくと、腐るどころか、発酵して美味しいヨーグルトやクリームチーズが出来上がります。カビなんて、全く生えません。(これが、大量生産家畜牛の生乳だったら、ゾッとしますね。)

私が使用している生乳(クレオパトラ生乳)は、妊娠前から愛飲しておりますが、一度も問題があったことはありません。妊娠してからもず~と使用し続けておりますが、全く問題なし。

他の牛乳は一切、飲みません。(いくらオーガニックでも、ノンホメオジャナイズドでも、購入しません。熱殺菌処理されているからには、あまり飲む価値がありません。)


「生チーズ」

クレオパトラ生乳を使用して、自分で生チーズを作って食べています。

市販のものでは、牛の生チーズは避け、ヤギや羊の乳汁で作られた生チーズは、時々食べています。

どうして、ヤギや羊か、というと(これも過去の記事で書きましたが)、ヤジや羊は、体調が悪くなると、お乳が全く出なくなります。(人間もそうですね。)だから、「乳が出る=体調が優れている」です。体調が優れている動物の乳汁は、命にかかわるほどの怖い細菌なんて存在しません。

が、牛の場合、違うんですよね。

現代存在している牛(特にホルスタイン種)は、品種改善とてもいうのでしょうか、かなり長い間に作り上げられてきた種類で、体調が悪くても、大量の乳汁が出るようになってしまっているのです。

だから、病気であっても、乳腺炎になっていても、お乳は大量に出る出る~。(人工ホルモンや穀物餌等を使用している場合は尚更です。)

市販の牛の生チーズは、どのような農場から来ているものか、分かりませんし、いくらオーガニック農場であっても、自分が安心と思える農場であるかどうか分かりません。今のところ、私が「安心」と思えるのは、QLD州のクレオパトラ生乳を販売している農場しかありません。(もっと沢山あるのでしょうが、一般に販売はしていないと思います。)

だから、市販の生チーズを食べるのなら、ヤギか羊のもの、と限定しています。


「生の魚介類」

これも、一般的に、妊娠中は大きな「NO NO!」 ですね。

生牡蠣は、毎週食べています。

でも、既に開かれているものは、絶対に購入しません。
魚屋に頼んで、新鮮な牡蠣が来る日を選んで、「開けないで」売ってもらっています。

もちろん、家で自分で開けますよ~。

臭いをクンクンしながら、本当に新鮮かどうかをチェックしながら行っております。

妊娠中に亜鉛をしっかり摂るのは重要です。手っ取り早く摂れちゃうのが、牡蠣なんですよ。

どうしても心配な方は、オーブン等で焼いてから食べても良いでしょうね。
でも、私は、酵素もたっぷりのまま食べたいので、レモン汁やリンゴ酢、生ニンニクやショウガや唐辛子等と一緒に生で食べております。

余談ですが、購入する牡蠣は、小さめのRock Oysterのみで、大きめのPacific Oysterは絶対に購入しません。(理由は長くなるので、省略します。)

また、お寿司も、時々食べていますよ。もちろん、信頼出来る場所でしか、食べません。(回転寿司なんて、論外!)
そして、マグロとサーモンだけは、いくら新鮮でも、いくら信頼出来るお店でも、絶対に食べません。(これも、理由は長くなるので省略。)

実は、生の動物性タンパク質を食べるのは、糖尿病の予防にもなる、と言われています。

さすがに、生の肉(カルパッチョとか)は、食べたい気がしないので(まだ寒いですし)、現時点では、生の動物性たんぱく質(筋肉繊維)は、時々食べるお寿司ぐらいです。
たま~に、新鮮な魚をさばいて、酢漬けにして、火を通さずに食べることもありますが、やっぱりお寿司等は、食べに出掛けたほうが良いですね☆


「生卵」

ははっ!これも、毎日欠かさず食べていますね。笑
妊娠前からずっと続けている習慣です。

言うまでもなく、もちろん、卵の質にはこだわりますよ~。

普通のテキトーな卵だったら、リステリア菌とかサルモネラ菌とかが怖いですね。

生卵(特に卵黄)は、かなりパワフルなデトックス効果があります。
私は、毎日の生卵のお陰で、私の健康が保たれている、と言っても過言ではないと思っています。


「発芽豆」

これも、政府のガイドラインではダメ!となっておりますが、市販の発芽豆はダメ、ということです。(サラダと同じ理由でしょうね。)
私は、あまり豆は食べませんが、発芽させたい場合(もやしにしたい場合)は、自分で発芽させます。自分でしたほうが、簡単ですし、お安いです。わざわざ買う物ではないと思っています。


以上、妊娠中食べてはいけないものを、思いっきり食べている私ですが、私のことをあまり知らない人が聞くと、「無責任」「虐待」なんて思われそうですね...汗

ちゃんと質にこだわって、極端な選択や限定をしながら、自分の責任(と自信)で食べています。

自分の体は、自分が一番知っています。
そして、食に関する知識も、それなりにあります。
政府やドクターにあれこれ、言われる筋合いはないです、という感じでしょうか。

政府ガイドラインは、多分、食に関する知識があまりない人や、品質にこだわらない人達の為にも適応出来るように、発行されているのだと思います。

だから、「品質に気をつければ、安全に食べれるアイテム」でも、念の為、禁止しているのでしょうね。

それよりも、これらの食べ物よりも、もっと心配する食べ物アイテムがあると思いますね。

加工食品、添加物、人工植物性油、発酵されていない大豆製品、大量生産家畜の肉や卵、養殖魚、精製砂糖、精製小麦粉、等、妊娠中は絶対に避けた方が良いもの、もっとありますよね~???