フィンランドの常識 - サウナで陣痛を促す | ドゥーラのりこ

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オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

ご無沙汰しておりました。

セラピスト&ドゥーラのエイミーズのりこです。

忙しくって、なかなかブログを書けていませんでした。



今朝は、軽~い朝食。(普段はBig Breakfastですから。) 


手作り生乳ヨーグルト(牛乳を絞ってから50度以上の熱が一切かかっていないのがポイントです。)に、ナッツやドライフルーツを入れて、ゴマ、ルクマパウダー、ステビアグリーンパウダーを入れるだけ。

たまには、軽い朝食もいいですね。


さて、現在、フィンランド人の妊婦さんに定期的にマタニティーマッサージを施しているのですが、彼女の予定日がもうそろそろです。

フィンランドでは、妊娠中のサウナはOKなんですって!

しかも予定日が近づくと、予定日を超過したくない妊婦さんは毎日サウナに入るようです。

日本でも、オーストラリアでも妊娠中のサウナはダメ!となっていますよね。


さすが、サウナの本場、フィンランド。

あちらのサウナの温度も、こっちのサウナより少し高いのだとか。


ということで、フィンランド人の彼女は、周りの反対を押しのけて、毎日サウナに入っております。

体中の血行が良くなるので、もちろん子宮への血流も増えて、陣痛が起こりやすくなるようにする効果があるのでしょうね。 


子宮は筋肉です。


筋肉は、十分に血が流れていないと、十分な酸素や栄養素を得られません。(血液は酸素や栄養素を運びます。)

酸素欠になっている筋肉はうまく機能しません。


だから、酸素欠になっている子宮も、能率的に収縮(陣痛)することが出来なくなるのでしょうね。(ホルモンのバランスとか、他の要素も影響しますが。)


妊娠中だけに限らず、女性としては、子宮への血流を良くする事は大切です。

体が冷えやすい方は、子宮へも十分な血液が行っていない証拠ですのでご注意を。

サウナは、全身温め効果以外にも、汗をおもいっきりかきますので、デトックス効果もあります。

私も冬はよくサウナに入ります。(夏でも入りますが。)

サウナの入り方はいろいろな方法がありますが、私がお勧めするのは、


① サウナに入る前に水分を十分に補給。

② サウナに入る前に冷水でシャワーを浴びる。

③ 濡れた体をしっかりタオルで拭く。

④ サウナに10~15分。(この間は、セルフマッサージしたり、ぼ~としたり。)

⑤ 冷水シャワー、体拭く。

⑥ 再びサウナで10~15分間。

これを数回繰り返す。(時々水分補給。)


冷水シャワーを浴びた後は、しっかりタオルで拭き取る、というのが重要です。

ちゃんと水分を拭き取らないと、汗がなかなか出ないのです。(濡れているままだと、出ているかどうか確認するのも難しいしね。)

ちゃんと拭いてからサウナに入ると、綺麗に汗が出ます。

私は、時々、自分の汗を舐めて、塩っぽいか、塩っぽくないか確認することもあります。

塩っぽくない、サラサラした汗が出るようになったら、終了です。

サラサラした汗は、流さないほうが肌に良いので、タオルで軽く拭き、そのままにすることもあります。(決して、べとついたり、臭くなったりすることはありませんのでご安心を。)


例のフィンランド人の妊婦さん、毎日のサウナのお陰か、最近は前駆陣痛(痛くない陣痛)が毎日続いているようです。

子宮が本番に向けて練習しているのですね。

前駆陣痛が頻繁にあった方は、お産の時間(自然出産の場合)が比較的短いと感じるのですが、気のせいでしょうか?(どっかにそんな調査ないかしら?)


注意: 私はサウナを後期の妊婦さんに推奨はしませんが、とにかくお腹周りを温めることは大事ですね。妊婦さんでサウナに入りたい方はご自分の責任でお入り下さい。


さて、お知らせですが、11月9日に行いますプレママお茶&勉強会は、あと残り2名様募集しておりますので、現在妊娠している方は是非~☆