バナナって、季節に関係なく出回っていますね。
オーストラリアは真冬です。
夏果物のバナナは冬に出回るべきではないのに…
旬にあった野菜果物を食べていきたいものです。
しかし!!
先週久しぶりにオーダーした、有機栽培野菜果物ボックスに、バナナが入っていた…。
いくら有機栽培のバナナでも、体が冷える南国フルーツは、冬には生のままで食べないのがいいので…
乾燥させました!
乾燥させることで、「陰」の力が弱まり、体を冷やす効果が薄くなります。
乾燥の仕方は簡単~。
バナナを適当な大きさに切って。(薄ければ薄いほど乾燥しやすい)
レモン汁でコーティングさせて…
オーブンかディハイドレーターで45度以下の温度でひたすら乾燥させる。
私は24~30時間ほどかけて、しっかりと乾燥させています。しっかり乾燥させないと保存出来る期間が短くなります。
オーブンで乾燥させる場合は、オーブンのドアを少し開けるのがコツです。閉めてしまうと45度以上になってしまいます。
45度以上では、バナナの酵素が死んでしまうのです。
体に大切な酵素は大事にキープしておきます。
ただし!
乾燥されたバナナでも、やっぱりバナナ。
バナナの糖分はかなり高めなので、食べ過ぎに注意です。
毎日バナナを1本分食べるのは食べ過ぎですよ。どんどん免疫力が落ちていきます。
そして、風邪の引き始め、既に引いている時、鼻づまりや鼻水が多いとき、バナナは逆効果です。症状を悪くしてしまうので注意。どんなに美味しくても避けましょう!
もちろん、デトックス中は、バナナは禁止です。
冬には、バナナ、パイナップル、マンゴ等の夏の果物は出来るだけ避け、冬らしく、リンゴ、みかん、グレープフルーツ、キーウィー等の冬の果物を食べましょう!
季節外れのものが手に入ってしまったときは、乾燥させちゃいましょう!
乾燥ものは、果物でも野菜でも、そのまま食べるよりは、何か液体と一緒に食べるのが好ましいのですが、どうしてもそのまま食べたい場合は、その日は沢山の水分を摂る必要があります。
乾燥ものをそのまま食べると体内でちょっとした脱水症が起こりますので…
この乾燥バナナ、たま~にスナックとして、ちょこっと食べることもありますが、ほとんど、餌として使用しています。
餌…
微生物への餌です。
ケフィア菌ちゃんの美味しい餌となります。
乾燥バナナはケフィア菌ちゃんの大好物☆
ケフィア菌の酵母は、底にある白っぽい粒、ふわ~んと浮いている粒がそうです。
糖分を食べて育つんです。
糖分を美味しくて食べて、発酵して泡を沢山プクプク発生させていいるのが見えますか?
上に浮いている黄色いものはレモンの皮。
これはウォーターケフィアといって、牛乳でつくるケフィアヨーグルトとは違い、水をベースに作るケフィアヨーグルトです。乳製品を避けている人にはぴったりです。
乳酸菌はもちろん、酵素、ビタミン、ミネラルも豊富なのです。
ちょっとしたプロバイオティックのようなもの。
いろんなドライフルーツで試しましたが、うちの子はバナナが一番お好きなようです…
糖分が高いからね…
作り方はまたいつかご紹介しますね。