東京都議会のヤジ問題、夕方のニュースにヤジを飛ばした本人議員が出ています。

35才の女性議員というと、舐められてしまうのか?それとも議会で他党へのヤジはデフォなのか?そのあたりのことも差し引いたとしても、今回のヤジは使い古された「セクハラ」というひとことで表現されるほど軽々なことじゃないと思う。

私は、私達家族間の調整だけでなく原発事故のいろいろな影響を案じて子供をあきらめた経緯があるから、結婚すれば?とか子供産めないの?とかいった汚い言葉で埋め尽くされた都議会の様子がテレビから流れるたびに、本当に心が痛いです。

41歳で再婚した私、離婚から10年以上経ってからの再婚だったけれど正直言ってもっと早く再婚していたら子供にも恵まれて母親業していた可能性もある。

だけど、その10年何してた?と振り返れば結婚したくない・出来ない状況心境があったわけで。


それをもし大して親しくもない職場の人だったり責任も縁もない人から同じように言われたら・・



やはり性差があるということはとてつもない高い壁があるということなのでしょうか?

性差の壁を乗り越えようとしたり、壁に穴を大胆に開けようとしてくれたり、そんな人がいたお陰で私などはストレスの少ない職環境が多かったのでしょうか?

ただ、基本的にはどうしようもなく壁があるのだから我慢しなければいけない場面もとても多いと思います。
自分の中にもその壁があり、壁を壊そう・乗り越えようと思えない自分に気づいてはっとすることもあります。
だけど、子供も産めないのか?とかそういうデリケートなことを平気で口にする人間は都議会議員の男性のみならず、女性でも口にすることもあり・・なんだか本当に寂しい気持ちになってしまうんだな。


この世に生きている人が全員自己実現できるような世の中だったら・・政治家などは要らない世の中なのですよ。
困ったことがあって、それをなんとかしようと立ち上がった人にこそ政治を担って欲しいと、東京住みじゃない私が言ってみます。


しかもシラを切っておいて真摯に謝罪だぁ?

さっさと辞職だ!!