結婚した年に、サルビア・アルゲンティアという大型のセージの種を蒔きました。

去年花が咲くかな?と思っていたけれど、咲かず。

シロクマくんという別名通り、葉っぱが銀葉に細かい毛が沢山生えていて、葉っぱだけでも鑑賞価値があり、大きな株になってくれて、花が咲くのを心待ちにしていました。

この家に嫁いで、しばらく賃貸アパート住まいで土いじりをしたかった私は、いろんな花を植えたり種を蒔いたり。
そのたびに、トメに草かきでかき回され、シロクマくんもその一つ。
残った株は2株だけで、存在感が年々増してきて本当だったら2年目に花を咲かせるはずなのに
なかなか咲かない2株に、とても心癒されつつ開花を待っていました。



こんな感じの花が咲くらしいです。(写真はお借りしました)

その大きな綺麗な株を、今朝まるちゃんにむしり取られてしまいました。

嫌な話だな~って思うのです。
こんな話をアップするなんてって。

でも、まるちゃんが大事にしていた草花を抜いてしまったこととか
一生懸命謝ってくれたこととか
仕返しにお弁当にごはんと佃煮と漬物とでっかい梅干し一個だけ入れたこととか

朝っぱらから庭で号泣してしまったこととか
やっぱり親子だね!!おんなじことするんだね!!!って抗議したこととか

二株あったうちの一株は無事だったんだからいいじゃんとか

いろいろと頭の中をグルグル回っている考えがあるのだけれど・・・


なんかスッキリしないからここに吐き出します。

なんだかがっかりしちゃて、体に力が入らないんだよね。

なんでそんなことするの?って聞いたら、まるちゃんは
「気持ち悪いし汚いから抜いたんだよ」
って。


気持ち悪いか。。

そんなにグロテスクな葉っぱじゃなかったのに。
汚い?
朝起き抜けのまるちゃんの髭面のほうがずっと汚いのに・・

どうしてこんなに私が落胆するのか、号泣するほど悲しかったのか自分でも訳わからないけれど、とにかく気持ちが落ち込んだまま。

引っこ抜かれた株には立派な根っこがついていて、さっきまで地面に根を張っていた場所には太い根っこが残っていました。

こんなに大きく育ったシルバーリーフの大きな葉っぱ。
光を浴びてキラキラしている元気な葉っぱ。

気持ち悪いって思うまるちゃんにもがっかりしたけれど、なんだか自分の大事にしていたものが
いともたやすく処分されてしまったんだと思うと本当に寂しい気持ちに。

と、同時にこんなに自分の心に温かいものというか、癒しを、この銀葉の大葉が与えてくれていたのだと知って、自分でも戸惑いを隠せないというか。

まるちゃんに聞いてみた。

「もし私がまるちゃんの大事にしているものを勝手に処分したらどうする?」
「もしタローを私が山奥へ捨ててきてしまったらどうする?」

それに対して、まるちゃんの答えは
「それでも泣かないし怒らない」
嘘だね。
絶対悲しいよ。

まるちゃんも大事だし、金魚も猫も大事。

でも、庭の草花だって同じように大事なのにな~

テンションあがりません。

今日は占い、一位なのにな。