読書感想文を、彼から宿題に出されたので・・ここで発表します。


お題は、ビッグコミックオリジナルの中の「岳」の読書感想文。



ちなみに、私の愛読漫画は「風の大地」です。
私自身、ゴルファー@アスリート派なもので、もう、10年近く風の大地の大ファンやってます。
でも、風の大地の沖田君も真っ青なくらいの特大スタープレーヤー「石川遼」が現れて、その人間性やらスターダムへの駆け上がり方など、本当に沖田君を凌ぐものがあったりして、しかも!沖田君の高潔さをも石川遼は凌いでいるんでは?などと考えている私は、最近すっかり「風の大地」=ビッグコミックオリジナルから遠ざかっていました。


それが、彼と付き合い始め・・去年の暮れ頃かな?
彼の影響でまた読み始めるきっかけをもらいました。


活字だけでも、絵が入っても、本を読むのが大好きなので忙しい間を縫って読むようにしています。

その中でも、ビッグコミックオリジナルはなかなか進展しない「風の大地」の最新話を読むことも出来るばかりかw(あついな~w解説がw)
それ以外のお話もみんな私好みなわけで。



特に今日は、彼お勧めの「岳」を読んで感想文を書きなさいということなので・・ここで発表します。






私が、初めて登山らしい登山をしたのは小学校時代のこと。
5年生の夏でした。


登った山は、蓼科山。

まだまだ元気で、今みたいに体は重くない時分ですから。。
ちょっとごつごつしたところをよじのぼってるうちに山頂へ到着!みたいな感じでした。

その後の登山は中二の八ヶ岳登山。

予備学習では、かなり山の怖さとそのケースバイケースについて教えられました。

でも実際は、とにかく辛かった!

肺活量は、男子並みの3800ccあるから登山では全く心配ないと言われていましたが、一日目に山小屋へたどり着くまでの間に、雷に遭遇するわ苦しくなるわで最悪でした。

しかも、山小屋では霊が見えるという同級生に散々脅かされ・・(私はそういう類のもの、見たことがありません)
うとうとしかけた午前4時頃、たたき起こされて向かった硫黄岳の山頂。


それはそれは爽快でした!



実際に泣こうが喚こうが、達成してしまったとたんにそれ以上のものを望むのが人間なのでしょうか?

その年の冬山登山で遭難した女性のご遺体が、私達が一泊した山小屋近くで登山の数日前に発見されたという話は聞いていたのに、私は冬山にいつか登ってみたいなんてそのときは思っていました。
冬の美しい山から見えるわが町をみてみたい。
真っ白な山、真っ白な雪の上に初めての一歩を記しながら歩いてみたい。。






それからもう20年以上経っていますが、そんな体験しているわけでもなく・・
というか、学校の登山の後で両親に冬山に登ってみたいと言ったところ、父から大反対されたのが踏み出さなかったきっかけなのですが(笑)


つくづく、私っていい子だったな~って思います。



「岳」というビッグコミックの漫画を見るにつけ、山への憧れは2割増し、3割増しで募っていくんですが、それにも増して危ないところでの考え方やら仲間同士への考え方などもあらためて考えさせられることになります。


前の記事にも書きましたが、人の中にある素晴らしい価値「ダイヤモンド」は、他人との切磋琢磨によってのみ磨かれるものなのだそうです。


甘えはじめたら人間はどこまでも甘える。
堕ち始めたら人はどこまでも堕ちる。
でも、それを食い止めることが出来るのも人とのかかわりだと私は思います。


どんなに辛いときでも、たいして辛くはないけれど、不満で一杯なときでも、確かにペットで癒されたり自然環境に癒されたりもするけれど、でも・・一番は人と人の温かいかかわりだったり交流だったり・・


それを一番よくわかってるのが私だと思います。






人間同士の交わりに疲れて、自然の中に癒しを求めたこともペットとの生活にそれを求めたこともある。






もう、このまま死ぬまで一人だと自分で決め付けていたし。


なのに、また人と人とのかかわりを求めている。


懲りない人=私なのかもしれない。

でも、諦めたくないんだな。

暖かいものは、人間同士のかかわりの中にこそある。

読書感想文にはちょっとどうかという内容かもしれないが。。たかが漫画の中にそんなことを思いました。



大事にしたいな。
貴重な出会い。
貴重な友。

それに、貴重な家族&未来の家族。