若者たちは、五度死ぬ。 -14ページ目

若者たちは、五度死ぬ。

The Underground Youth

だから


大学二年の夏、JMwestonのローファーを買いました。

お値段税込 約8万円。



青山にある店内に入るやいなや、薄々感じていましたが、21歳のクソガキが来る店ではないな。



そう感じるしかなかった。



職人風のエプロンをした男性と、

スーツで決めた女性の店員さん。



どっちかというと、

職人風のエプロンをした男性店員のダンディーさに、緊張しまくってしょうがなかった。





とりあえず、もう買うものは決まっていたから、(画像のローファー)適当に、店内を見てから、職人に声をかけてサイジングをしてもらった。



で、

手を震わせながら、8枚のお札を職人に渡して、買って帰ったわけです。





そして、その日に履いてバイトに行きました。



やっぱり本物は違う!

革靴は足が痛すぎる。。。



しかし、本当に痛すぎたのは、

バイトの帰りに雨が降ってきてことorz



8万円の革靴を買った当日に、雨の中履いている。

駅の出口で、怒りに震えました。





雨が降り止むまで待つのも、だるいので、



普通に歩いて帰った。





そしたら、確信した。



「人生、なんでもありだな。」





別に一番大切にしなきゃいけないのは、お金じゃないな。

それを俺に教えた、親は100%間違っていたんだな。





お金という価値観。

値段という価値観の中で生きなくてもいいや。



そう思いました。



結局、一つの価値観に固執すること=弱さなんだ、と。



そこに全てがある。

その人が全て知っている。



そんなことは、ありえないんだな、って思いました。

今まで、何物にも変わらない絶対的な価値として「お金」が僕の中に君臨してきました。

しかし、

手を震わせながら出した8万円が、その日にパー。



お金がすべてじゃない。

値段という価値観の中で生きなくてもいい。



そう確信しました。



お金がすべてだという考え方は、

自分の外側に価値を見出している証拠。



自分の外側に価値を見出している状態っていうのは、

自分の価値=テストの点数。

自分の価値=上司に認められること。

自分の価値=その人が稼ぎ出せる金額。



こういう風に考えることです。

それってつまり、

テストの点数が低かった。→自分の人生の価値も低い。

上司に認められなかった。→自分の人生は無意味。

低収入→自分の人生の価値も低い。



そうやって判断することと同じですよね。



でも、ぶっちゃけ本当にそう思っている人はたくさんいるはずです。



おそらく、都心に近ければ近いほど「お金が絶対的な価値を持つ」そう思って生きている人が多いと思います。



多くの人はお金を稼ぎに都心に出てきているので、それはそうなのかもしれませんが。。。





この前。

約3年ぶりに母国アメリカに変える友人に、質問しました。

「日本どうだった??」



「正直、面白いことも多かったけど、つまらないと感じることも多かったな。どうしてかっていうと、みんな同じ答えしか言わないからさ。アメリカでは、もっと変な奴たくさんいるぜ。」





その友人が言いたかったのは、

「もっといろんな価値観をもった奴がいてもいいだろ。」

ってことです。



popeyeの回のブログでも書きましたが、



「あなたはあなたでいい」



人間のあり方は無限である。



そして、



我々はそれを否定するのではなく、

むしろ賛美するべきである。



ということです。



今ではこれが僕の哲学の根底にあります。





その僕も今では会社で先輩の立場になりました。

今年入社してきた後輩は、いろんな個性がありますが、それを否定するのではなく、

むしろ受け入れて、型にはまることなく成長していけばいいと思います。



もう見飽きたんですよ。



仏頂ずらしたおじさんたちの顔は。







ということで、ローファーの話からここまで飛んできてしまいました 笑

今回も読んでくれてありがとうございました!!!!

^^



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