昨年は盛りを過ぎたタイミングだったせいか、入園までにそれほど時間が掛かった記憶がないが、今年は満開宣言が出たばかりとあって入園待ちの行列の長さに驚いた。
暫く並んで漸く入園、意外なことに既に盛りを過ぎて葉桜となっている樹もあれば、逆にまだ蕾が膨らみつつある段階の樹もある。ここは多数の品種が植えられているので、一口に満開と言っても、咲き具合は樹によって様々である。
早熟の天才も居れば、晩成を待つ大器も居るのは人間界も同じである。私のように晩成を信じて待っていたら定年を迎えた残念な桜もあるかどうかは知らないが。
大木戸門からの入園を待つ人々。例によって外国人が多いが、今日は中国人ばかりでなくブラジル人らしき人々が目立った。
入園するとそこは桜の園。私の好きな高遠小彼岸桜も見頃を迎えていた。
とりわけ垂れ桜は人気が高い。インスタ映えするためだろう。
紅垂れ桜はまだ五分咲きにもなっていない。
濃いピンクが鮮やかな陽光も人気だ。
帰りは新宿門から。今日は暖かく絶好の花見日和、帰宅してスマホの万歩計を見たら一万六千歩を超えていたが、全く疲れを感じなかった。