先日、東日本大震災の自主避難者への対応を問われて「自己責任」と言い放って記者から突っ込まれて逆ギレした今村復興相。
昨日の二階派パーティーでのスピーチで、またまた「震災が東北でよかった。これが首都圏だったら大変なことになっていた」と暴言を吐いて、とうとう辞任に追い込まれた。
今回も、自分が如何にトンデモナイ発言をしたのか分からなかったようだ。
ついでに言えば復興相のミッションも分かっていなかったのだろう。震災によって壊滅的な損害を受けた東北の復興の推進役であるということを。
その後に挨拶した安倍首相が、即座に東北の住民に謝罪のメッセージを発して収拾を図ったように、政権の打撃に直結する致命的な失策である。
この御仁の中では、正しいことを言っただけなのに何故字にしなければならないのか不満タラタラなのだろう。
何故この御仁が、人一倍寄り添う姿勢が求められる復興相に選ばれたのか、甚だ理解に苦しむところだ。
聞くところに依ると、復興相ポストは当選回数は多いが大臣になれなかった連中のためのポストとして使われているらしい。
そのような政権首脳の感覚が変わらない限り、第二第三の今村が現れること必至である。
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