予定調和 | アンクルコアラのブログ

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昨日は意地を見せたDNAだったが、今日は1回にいきなり6点取られたダメージが大きく、懸命の追い上げも及ばず7-8で敗れて、広島が日本シリーズ出場を決めた。

巨人を撃破して勢いに乗ったDNAも、25年振りのリーグ優勝に沸くカープの地元では十分に力を発揮出来なかったようだ。

まあ広島でなくとも日本中に「今年は広島」という雰囲気が醸し出されていたから、この結果は至極順当で、予定調和に叶ったと言えるだろう。

DNAも良く戦った。阪神などを制して3位に潜り込み、終盤勢いを失くした巨人を見事に食った。

ラミレス監督は見掛けと異なり、データに基づく緻密な野球が身上だという。筒合というスターも出て来たし、来季は堂々と優勝を狙えるかも知れない。

しかし今年は優勝を願った世間の後押しで広島に一歩譲った。これこそ予定調和の力学が働いたということだろう。

それに比べてパリーグはまだ分からない。圧倒的な戦力でシーズン初めから独走しながら2位に甘んじたソフトバンクと、驚異の追い上げで土壇場で逆転優勝した日本ハム。神の手はどちらに差し伸べられるか?

世論的にはイーブンだろう。しかし大谷の投打の活躍をもう少し見たいというファンの数は多いだろう。(日本ハムのファンに限った話ではない。)

その意味から、広島ほどではないにしても、日本ハムが勝つことが予定調和となるような気がする。



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