人気店のためふらりと立寄ることが出来ず、予約を必要とすることから、そうそう行けない。毎年冬場に牡蠣汁せいろを食べに行くのと、予約した年越し蕎麦を年末に取りに行くのがルーティンで、それ以外はたまに思い立った時に予約を入れて行くくらいである。
今日は7時の予約で、店に入った時には殆ど席は埋まっていた。
今日のお通しは甘海老とワカサギの南蛮漬け。甘過ぎず酸っぱ過ぎない中庸の味が魅力だ。
選んだ酒はメニューにはない黒龍純米吟醸ひやおろし。福井の酒は今流行りの軽やかな味わいで、黒龍はエース級の存在である。
アテは辛味大根で作ったジャコおろし。仲々の辛さで酒が進む。
定番の焼味噌と蕎麦味噌の春巻。これらを食べられるだけでも元をとった気になる。
出汁巻き卵もこの店の自慢の逸品。蕎麦屋ならではの味である。
締めはこの店で初めて食する磯天おろし蕎麦。大きくてプリプリの海老が美味い。今時は茄子天せいろを食することが多いから、新規開拓となった今回の試みは成功だったと言える。
女将さんと年越し蕎麦の話をしていたら、何と今からでも予約を受け付けるとのことで、早速予約した。今年も仕事納めの12月30日の夕方に取りに行くこととした。これで年末のルーティンの一つを確定することが出来た。
さて明日から三連休、天気には恵まれないようだが、どうやってすごしますか。
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