暑いことから、家飲みも缶ビールで済ませる日が殆どである。
そろそろ夏も終りに近付いて、日本酒のシーズン到来が迫っているので、肩慣らし(舌慣らし？)が必要と、東京駅グランスタのはせがわ酒店に仕入れに行った。
近頃はせがわに行っても、既にメジャーになった銘柄ばかりで新鮮味がない。かつて磯自慢や酔鯨など、小さな無名の酒蔵を発掘して全国区ブランドに育てたチャレンジ精神を復活させて欲しいものだ。
そんな訳で選んだのは土佐の酔鯨。純米吟醸「吟麗」である。辛口ながら旨味を感じさせる私好みの味わいは、秋の日本酒シーズン開幕に相応しいと思う。
平政の造りをアテに、グラスに冷えた酔鯨を注いでグイと飲み干すと、じんわりと体に染み込んで行く。
うーん、やはり日本酒が一番だ。
酔鯨 純米吟醸「吟麗」720ml。鯨を描いたラベルは初めて見た。
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