あらばしり | アンクルコアラのブログ

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日本酒、ラグビー、美術展、日本古代史、その他ランダムに雑感を綴って行きます。気まぐれなので更新は不定期かも?

今日から年に1回取得しなければならない連続5日間の休暇に突入。特に遠出の予定はないが、日頃会社一辺倒の生活パターンをリセットする貴重な機会ではある。

休暇の醍醐味は、翌朝の出社を気にせず遅くまで酒を飲めることにある。今は年相応の酒量になり、年のせいか前夜がどうであろうと早起きする体質となったため有り難みは薄らいだが、たまにはリラックスするのも良いだろう。

ということで、建国記念の日の夜は家飲みを決め込んだ。酒は長野・諏訪の「真澄 純米吟醸 あらばしり」。新米で酒を作り、搾り袋から最初に垂れてくる滴を集めた酒を「あらばしり」という。

一番若い酒らしくフレッシュな味わいがある一方、雑味が多く野性的な風味が特徴である。従って同じ銘柄でも年によって味にバラつきがある。

これは人間も同じで、若い頃は未熟で粗削りな社員が、年を経るに従って練達のベテラン社員に成長するのと引替えに、瑞々しい感性を失っていく。ベテランと若手の組合せが組織の妙というものであろう。

私の会社にも定期的に「あらばしり」が投入される。今月下旬には4月入社予定の新人との昼食会。私の職場には6名配属予定であるが、其々どんな「あらばしり」ぶりを見せてくれるか楽しみだ。

今年の真澄に話を戻すと、あらばしりは2月2日に蔵出ししたばかり。強い味わいでありながら、角が立っていない円みもあり中々の出来栄え。肴のラインナップに寒ブリの炙り、フグの味醂干しと来てミニふぐちりまで揃え、雑炊で締めて存分に堪能した。

明日は鯨ベーコン辺りを合せるとしよう。まだまだ休みは始まったばかり、お楽しみはこれからだ。

これが真澄 純米吟醸あらばしり
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一緒に買った真澄のゆず酒。甘味控え目でキリッとした味わいがgood!
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