若いころから憧れ続けた槍ヶ岳。私にはむrだろうと諦めていました。
でも遠くから見るだけでもと思っていたのですが息子の一言で実現することになりました。
9月20日 息子の家に泊めてもらい21日の午前2時起床。
2時30分 京都発 途中のコンビニにて行動食と水を購入。
午前5時ころ岐阜高山市につきすきやで朝食をとる。
午前7時過ぎに新穂高温泉到着、ザックをつけて7時30分ころ出発した。
出発して橋を渡り始めると雨も降り始めたので雨具を着た。
再び歩き始めた。まずは、わさび平小屋を目指す。
途中、熊出没注意の看板があり、設置されている缶をガンガンたたきながらすすむ。
道はまだ車が通れる幅もあり歩きやすい。
ほぼ1時間30分ほどでわさび平小屋に到着した。
トイレを利用すると1回ごとに200円でした。
まだ9時前なので昼食には早いということで1本100円のバナナを2本買い息子と
1本つつ食べました。
わさび平を出発して川沿いに登ること20分で小池新道の入口に到着した。
石を利用して作った階段です。大きな石を割ったり砕いたりして作られた道です。
全て手作りです。
ほぼ1000mの標高を一気に登ります。時として両手両足で登る箇所もあります。
しかしよくぞ作ってくれた登山道です。
しかし、相変わらずの雨です。標高があがればがる程雨と風が強くなり雨に濡れた雨具やザックが重く感じてきました。10mほど登っては休みを繰り返していると膝が重く感じてきました。ついに見かねたのか息子が私のザックを前にかついで歩き出した。
親父はかっこ悪いのですが歩きは楽になりました。
それでも雨と風は強く暴風雨状態になり、体力の消耗が激しくなってきたところで
息子から本日の目的地である双六小屋を諦めて途中の鏡平小屋に泊めてもらおうとなり
携帯電話で空き部屋と予約をすることにした。
翌日は槍ヶ岳山荘を予約していたが今回は早々に槍ヶ岳を諦め、双六小屋に泊まることにした。
それでもガスガスガス、雨雨雨、風風風のなかんを何とか鏡平小屋についた。
料金一人当たり14000円を支払って、利用の諸注意を聞いて部屋に行く。
まさにウナギの寝床のように二段ベッドが続きその中の一つの穴に潜り込む前に、
汗や雨d濡れた下着を着替える。それでも寒くメリノウールの下着の上に登山用の長袖シャツ、ノースのフリースを着て、さらにウインドブレーカーを着てちょうどいい感じ
です。乾燥室に濡れた衣類を干しに行くとすでに沢山の衣類、雨具、下着、等々を干していた。何とか場所を作りほすことができた。
その後、息子が家から持ってきたコーヒーを飲んだが何とも言えないおいしさだった。
外は暴風雨なのででることはdきないが談話質で17時30分の夕食時間を待つ。
いよいよ夕食時間です。ほかにすることがにので唯一の楽しみが食事です。
ボリュームもあり美味しく食べました。
後はすることもなく寝ることだけですが、外の雨や風ますます強くなる一方でついに雷もなり始めまさに嵐の一夜でした。
山のよるは、早く消灯時間は20時30分、朝食5時です。
寝るしかないので寝ました。
鏡平小屋は、トイレや洗面所、やや、寝具がきれいでした。
場所によっては布団が清潔を感じないようなところもありましたが、ここは清潔に保たれていました。 9月21日 就寝 20時30分
9月22日 起床 4時30分 槍ヶ岳挑戦2日目
山の朝は早く5時が朝食時間で全員が同時にそろっての朝食である。
そして今日も雨です。外は雨雨雨、ガスガスガス何もみえません。朝のコーヒーを飲み、7時出発を決定した。
今日もスタートから雨具をつけての出発である。
天気が良ければ鏡平小屋から槍ケ岳が見えるはずだが雨なので当然見えず。
スタートと同時に登りが始まるが小池新道にくらべれば緩やかなきがする。
稜線を登ること1時間で弓折乗越につく、ここが笠ヶ岳との分岐点になる。まだ槍ヶ岳は雲の中である。
さらに30分ほど登ると花見平についた。こんな山のなかにと思うくらい開けた場所にでた。
よく見ると雲の切れ間から槍ケ岳方向がみえるが見えそうで見えない。
北アルプスの雄の槍ヶ岳は簡単には姿を見せない。気位の高い山である。
背後には双六岳が安定した山容をみせている。
花見平を出発して右側あを注視するが槍ヶ岳は見えない。と思っていたらやぶを出た瞬間に
双六山荘がドーンと目に入った。
鏡平小屋から3時間で双六山荘に到着した。
昼食にカレーライス(1100円)を食べた、この時に名物のケーキセットをと思ったが双六岳に登って帰ってきてからに
することにした。これがあとで大失敗の判断ミスとなる。
荷物を寝室に置いたがここも新築部分で新しく寝具も清潔だった。
とりあえず軽装で双六岳に登った。双六岳は双六山荘の裏から一気に登ることになる。
最初は見上げると真上にそびえるやまに見えるが這松林、をぬけ岩山を上り詰めると山頂までのフラットな野原が広がる。
双六山荘が2500m、双六岳が2860mである。こんなところに軽飛行機ならば着陸できるかもと思えるくらいに広い。
双六岳登山中にであった女性は昨日の暴風雨の中、新穂高温泉を出発し鏡平小屋、双六山荘、奥の平まで夜のうちに行ったらしい
あの雨と風に私たちは心が折れて予定を大きく変更したのに雨と風と雷の中を行ったらしいそれも単独行動のようだ。
息子は、前の槍ヶ岳に向かう縦沢岳にも登りたいらしいが私は疲れたの涸れ一人でいってもらった。
ひとり撮影しながら双六山荘に戻り、お楽しみのケーキセット(1100円)を注文すると売り切れたらしい。
楽しみにしていただけに残念、残念。代わりにおでんを注文すると卵なしで900円、かまぼこ、ちくわ、こんにゃく等々である。そしてお楽しみの夕食は17時30分である。天ぷらや煮物、揚げ物等々が入っておりかなりノカロリーである。
そして就寝時間21時である。就寝時間は山小屋ごとにことなるが20時、20時半、21時とそれぞれ異なる。
終身時間と同時に消灯なので明るいうちできることをすることになる。山小屋のスタッフも同様である。
かなり気温もさがっているようで寒い。そとでテント泊している人も多いようだ。
4時起床。もうすでに出発している人もいた。槍ヶ岳にむかう人はキャップライトをつけて前の山を登っている。
尾根に向かっていくつものライトが見えた。
5時に朝食。今日は、新穂高温泉まで一気に下山するので腹いっぱいに食べた。
午前6時双六小屋を出発した。昨日きた道を引き返す。小一時間歩くと前から来た人とすれ違う。多分4時ごろに鏡平山荘を出た人のだろう。
尾根に出てふと左側を見ると槍ヶ岳がちょっとだけ見えていた、初めて見る槍ヶ岳である小槍もみえる。感動である。
また来いよ。と言わんばかりにちょっとだけ見せてくれた。さすが北アルプスの雄である。
花見平でゆっくり見ようと急ぐ。
花見平が近づくと前の人が立ち止まって動かない。狭い登山道を占有しているので近づいて追い越そうと足元を見るとなんと雷鳥が5羽見えた。すぐましたにいたので驚いた。昨夜、息子と雷鳥が見たいねとはなしていたばかりだったので、またまた感動。
槍ケ岳の餞別かもと思うが槍ヶ岳はもう雲の中で見えない。30分見えたのだろうか。
鏡平小屋についてトイレ休憩。200円を支払っての利用。かき氷が600円らしい。ここまでほぼ2時間できた。
予定としては、双六小屋から6時間でわさび平小屋で到達し昼食予定である。
8時30分鏡平小屋発小池新道を下ろうとするが登ってくる人の多いこと多いこと次々に挨拶を交わしながら道を譲りあっての
下山である。初日に良く登ったなと感心するくらいの登りである。今日は。9月23日国民の休日である。老いも若きも男も女も登ってくる。中には私よりも高齢と思える人も登ってくるさすがメジャーな山だ。上涸れ沢、下涸れ沢、秩父沢の3か所で21日深夜の豪雨で橋が流されていた。和t士が登るときには、涸れた沢で水が全くなかったのに一晩で橋を流すくらいの雨が降ったのだからすごい、そして、沢を登山客が渡りやすいように人力で岩を動かして工事をしてくれる山小屋の人たちだろうが頭が下がる。重機がはいらないから人力しかない。
それでも何とかわさび平小屋に予定どおり12時についた。
息子はカレーライス(1000円)私はきつねうどん(900円)山岳地帯なので運賃が高いのでしかたないことである。
助かるのは、どの山小屋でも暖かい食事ができることある。
食後また歩いて新穂高温泉に14時についた。下山に8時間かかった。平湯温泉に行き三日ぶりに風呂に入った。
汗を流しひげをそり気持ちがよかった。
今回の登山も感動的であった。息子と登山中に合言葉のようにでたことばは、「挑戦のない人生に感動はない!」である
また息子は、登山の4日前の9月17日に京丹後のウルトラマラソンに参加し100kmを11時間24分で完走したらしい。
実は、初日に小池新道を登っているときに雨と風のなかで私が登るのがきつくなり20m登っては休みをくりかえすのを見て息子が私のザックを前掛けにして鏡平小屋までのぼってくれた。さらにさらに感謝である。
もし成敏君これをみていれば、人生最高の感動をあたえてくれた上に、親父のわがままに付き合ってくれたことに感謝したい。
ありがとう。槍ヶ岳リベンジできるかどうか・挑戦のない人生に感動はないである。