修理に出していたALTEC 600Bが戻ってきました。
以前に600Bを4本セットで手に入れたんですが、
そのうちの1本が低音が全く出ていませんでした。
軽くコーン紙を押すとボソボソと音がします。
ボイスコイルが擦れてコーンが大きく前後できないために
低音が出ない状況であったと思われます。
お金も無いのでしばらく放っていましたが、
やっぱり直しておこうと思い立って修理を依頼しました。
一ヶ月以上待ちましたが、修理されて戻ってきました。
ボイスコイルNOスレの原因は、コイルが変形して擦れていた様です。
で、今日音出ししてみました。
いい感じで 600B独特の明るいサウンドです。
修理から戻ってきた600B

1954年10月の製造
ビスコロイドが垂れた跡があります。

シリアル番号は消えて読めません。

ボイスコイルから線を引き直したようです。
繊細な仕事です。
私には到底無理。
