
原発のウソ (扶桑社新書)
40年前 原子力の平和利用に夢を持っていた 研究者が
原子力の危険性
に気付き 自分の考えを 180度変え 異端の扱いを受けながら
自分自身の生き方そのものを捉えなおすことも含めて
未来の子供たちに安全な環境を 残していこうという 信念は 胸を打たれます

そして 今日まで 原発を止められなかった責任が 私たち大人にあるといいます
だから どんな汚染食品でも生じてしまった以上 拒否してはいけない
汚染されている事実をごまかさず 明らかにさせた上で
野菜でも魚でもちゃんと流通させるべきだということ
そのうえで 「子供と妊婦には できるだけ安全と分かっているものを食べさせよう。
汚染されたもの
は 放射線に対して鈍感になっている大人や高齢者が食べよう。」といいます
私は 40歳過ぎていても やはり 少しでも汚染されたものは 避けたいと思ってしまいますが
小出先生の優しさを感じないではいられません
でも どうしても 小出先生にこそ長生きしてほしいという気持ちもあります
それから 原発から生み出された死の灰は すでに 広島原爆の80万発分を超えてしまっていること~原発のコストは 他の発電より安くない~
原発は 大量の二酸化炭素を出す~
原発は 原子炉の熱を捨てていることで 海を暖めてしまう~
化石燃料は まだまだ枯渇しない~
高速増殖炉もんじゅの危険性~
地震地帯に原発を建てているのは日本だけ~
日本は使用済み核燃料をイギリス セラフィールドの再処理工場に送って処理してもらってきた~
セラフィールドでは平常運転として わざとセシウムを海に流した~
六ヶ所村の再処理工場も 本格的に稼動すれば 日常的に放射能を放出することは間違ない~
もんじゅで事故がおきたら さらに危険~破局を迎えてしまう~
原発を止めても 電気は不足しない・・・
・・・等
私たちひとりひとりが「危険な原発はいらない」と 意思表示できる様
分かりやすく 書かれています
この本は 3・11以前から 原発の危険性に警鐘をならし
自らの生き方も含めて 身体を張って 3・11以後 書き下ろされたもので
事実に基づいて 取り返しのつかない状況を見つめなおし
何とかして 未来を変えていこうとする
強い志に 貫かれています

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