オールドキッチンで使用する砂糖。

オールドキッチンのパンは、とにかく原材料にこだわりを持って、皆様に沢山食べてもらえる様な、安心な素材を使用させて頂いております。

今回は『お砂糖』について紹介させて頂きます。
食パン、甘い生地のパンや、ペースト、お菓子、アイスクリームに至ってほぼ全てに喜界島の粗糖を使用しております。

製造方法
１．喜界島産さとうきびを圧搾　　
２．しぼられた糖汁を濾し､不純物やゴミ､過度の糖蜜を取り除き粗糖にする。
３．粗糖をさらに漉し、釜で煮詰めながら、乾燥させる。
４．真空釜で濃縮～結晶化、乾燥させたのち粉砕し、そのまま袋に詰める。

粗糖と白砂糖の違いは、粗糖には精製の過程がありません。また、白いお砂糖にするために化学薬品や漂白剤が使われており、それらの過程によりミネラル分や栄養価も削ぎ取られてしまう上、同時に身体に害のあるものを取り入れてしまう事になります。

喜界島の粗糖は、その自然や土壌のあるままをそのまま味わう事ができます。無臭の白砂糖と比べ粗糖は風味が独特で正に喜界島の土の味がします。

喜界島は鹿児島から南へ約３８０ｋｍ、奄美大島の東方約２５ｋｍに浮かぶ隆起珊瑚礁の島です。この島には山や川がほとんど無く、島民は地下水を大切に蓄えて生活をしています。そのため大切な地下水を汚染させないよう、自然環境を守るさとうきび栽培が行われています。 隆起珊瑚でできた島の土壌はアルカリ性でミネラルも多く、「こく」と「うま味」のある粗糖に仕上がり、島民は「味醂要らずの砂糖」と言っております。あらゆる料理のほか、コーヒー、紅茶に良く合います。

オールドキッチンでは、コーヒーや紅茶のお砂糖にも喜界島粗糖を使用しております。お気軽に風味や味を確かめて見てみてください
粗糖を使った白神こだま酵母の食パンも、軽く焼き上げてそのままでも、美味しくいただけます！他に無い味わいをお楽しみいただけます