あの日、私と三男は、リビングのテーブルの下で、まるで止まることを忘れたかのような大きな揺れを必死で耐えていました。


次男は、下校途中で、和菓子屋の前の駐車場でしゃがんでいたそうです。


長男は、小学校の机の下で悠長に構えていたそうです。


ダンナは都心のビルの中で、大きく揺れる高層ビルをみながら不安になっていたそうです。


それから3年が経ちました。


私自身は、地震が大きなひずみとなったのか、それまで強いと思っていた心の健康がいまだにもどりません。


私と同じと言うわけではないけれど、復興はインスタントには出来ないことを、まざまざと見せつられています。


私たちは、謙虚に生きることをもう一度考え直さなければならないと教えられています。