昨日観てきました。
元々、大東くんが出演するということから知った劇でしたので、大東くん目的が大元の趣旨だったのですが、そのほかにも、気になる俳優さんが・・・・
そう、あまちゃんが大好きだった私には、喫茶アイドルのマスター「甲斐さん」役の松尾スズキさんが出るというならば、見たい!!
それもあり、大東くんのファンクラブではチケットを取らず、Bunkamuraの会員に入ってチケットを取ったので、舞台の中央の席ではなく、一階右サイドの席で観ることになりました。
物語は、串田和美さんのオリジナル戯曲で、1920年代の空想上のシカゴ。
ギャング・踊り子・どこかの国の皇太子・八百長試合専門のボクサー・ねずみなど、普通の生活を送る市民と言うよりは、どこかアウトローな生き方をしている人々を描いている作品でした。
とは言っても、まず最初の感想が
「よくわからない世界」
という感想がまず浮かびました。
物語があっちに行き、こっちに行きでつながりがあるようで、ない。でも繋がっているという不思議な作りになっています。
それらをよく考えてみると、それはまるで夜に見る
「夢の中の世界」
と言った感じでした。まさに、それがこの芝居の醍醐味なのかもしれません。串田さんが作り上げた想像上の1920年代のシカゴ。
そこに生きる人々は、この世の不条理に流され、どこか投げやりな生き方をしているようで、実はもがき自分と言う存在を必死で生き抜いている人たちが描かれている気がしました。
一人の役者が一人だけを演じるのではなく、舞台の場面により、全く違う人物になって登場してます。
大東くんの主の役は、八百長試合で必ず負ける役のボクサー。それ以外に私が気が付いた役は、オバサン。ほうきを持ったオバサンの役で踊ってました
松尾さんは、ギャングのボスが主な役ですが、大東くんのマネージャーのような役でもあります。
松尾さんは、やっぱりそのまんまでしたマスター甲斐さんがもうちょっと動きがあるという感じですね~~いや~~やっぱ笑えました。なんで歌舞伎の舞台で聞くようなことやってのかな~~って思ったら、出演者に歌舞伎役者 片岡亀蔵さんが出演されていたんですね~~細かい演出~~
「俺は大人だけど、音読で読むんだよ。」このセリフがなんとも面白かった、その後、想いの人が本を読みながら出てきて「スゲー!!黙読してるー!!」笑えましたwww
大東くんは、松たか子さんとの絡みがあります。嫌な笑いをするのですが、嫌な笑いというか、豚鼻笑いです。ンゴッ
ンゴッ
私の隣に座っていて男性のお客さん、大東くんの笑いに笑ってました~~。
舞台のお話はここまでで、
ちょっと余談、串田和美さんも出演しているのですが、声がしゃがれているので、笹野高史さんみたいだな~~って思っていたんですが、
まさかの
ご本人が観劇しておりました!!!!!
いや~~ビックリ!!
想像していた人物が、実際に劇場にいたのには、ある意味感激しました