「なぁ、波美、なんで俺じゃあかんのじぇ。なんで、あんなロボット頭なんよ。絶対、俺のほうがお前を幸せに出来るって。」
「一平、うちは、あんたのこと、そういう対象としてみれんのよ。なぁ、わかってよ。」
「いい加減に、僕の彼女にむちゃ言うの止めてもらえませんか?」
「なんや、お前、いつからそこにおったんや。」
「いつからって、さっきからおりましたわ。また波美に詰めよってたさかい、裏から出てきたんですわ。」
「お前、ホンマに波美のどこに惚れとるんじぇ。」
「どこって、全部ですわ。どこなんて、聞くのもヤボですわ。もう、二度と波美に言い寄らんといてくれませんか?」



「で、誰がこんな歯の浮くような台詞言うんや?ありえへんやろ。」
「一平にこのくらいのこと、言ってくれてもええでぇ。」
「君のこのアホくさい妄想に、僕は付き合えるほど、ひまあらへん。ホンマに君はけったいや。」




すみませんガーンあせる、絶対にないと思い付き、書きました。波美ちゃんだって、こんなこと、頼みませんよね。自分の妄想に浸って、自分で笑っている、怪しい私でした。