いよいよ、この旅のメイン、タージ・マハルに向かいます
タージ・マハルは、愛の記念碑として知られており、
人類が地上に落とした一粒の真珠とも言われているそうです。
タージ・マハルに近づくには、途中で専用のバスに乗り換えなければいけません。
渋滞回避とか治安のためかなぁ?
タージ・マハルには、携帯・ガム・ライター等、持ち込み禁止の物がたくさんありました。
タージ・マハルを汚したり、壊したり、燃やしたりするような可能性のある物が、
全て持ち込み禁止になってる感じ。
まあ、世界遺産なら、本当はこれくらい厳重にするべきなのかもねぇ。
持ち物検査を突破して、いよいよあの門を通れば念願のタージ・マハルが・・・
アーチの向こうから差し込む光の中に現れたその姿は、まさに鳥肌もので、
世界一美しい墓と呼ぶのに相応しいっ・・・
人混みで手を上に上げて撮ったから、斜めなのが悔しい。。。
白い大理石で埋め尽くされた濁りなきその姿、
優しいラインを描く印象的なドーム型の屋根、それを引き締める四隅の塔・・・
思い描いてた以上の美しさに感動・・・
タージ・マハル自体はもちろん、
左右の建物や庭の樹木に至るまで、完璧なまでに対称の世界。
左側の建物はモスクだけど、右側の建物はただ対称にするためだけに建てられたレプリカで、
中は何にも使われてないって言うんだから驚き・・・
近づいていくと、いつも写真で見るのとは違った角度から、
タージ・マハルを見ることができます。
入り口を見上げるとこんな感じ↓
細かい模様が、また美しいっ
中には、もちろんお墓があったよ。
お墓というだけあって、一応撮影禁止です。
西側のモスクを見たら、いい具合に逆光になってました
タージ・マハルは、皇帝シャー・ジャハーンが
亡くなった王妃の為に22年かけて建てたお墓なんだけど、
王はヤムナー河の対岸に自らの墓として黒のタージを建てて、
白のタージと黒のタージを橋で繋ぐつもりだったらしい。
だけど、実の息子に反逆されて夢を叶えることなく亡くなっていったんだって。。。
完璧なまでに左右対称に造られたタージ・マハルで唯一対称じゃないのが、
そこに納まる予定じゃなかった自分の柩だって言うんだから、何とも皮肉な話。
色々と問題はあったんだろうけど、個人的には黒のタージ、
ぜひ見てみたかったなぁ・・・
最後にちょっと、お遊び写真でも・・・
タージ・マハルを覗いてみる↓
以上、とにかく、タージ・マハルの魅力にたっぷり取り憑かれたのでした