九州新幹線つばめの新800系車両が2日未明、鹿児島県薩摩川内市の川内港から約22キロ離れた川内車両基地へ陸送された。全線開業を来年3月に控え、陸送は今回が最後。途中、軒先すれすれを通った住宅街では、多くの市民や鉄道ファンが撮影した。3日未明も残り3両が運ばれる。

 2日搬送されたのは山口県下松市で製造、船で川内港に送られた2編成目・6両のうちの3両。長さ25メートルの車両はトレーラーに載せられ、前後に誘導車がつき物々しい雰囲気。国道の交通信号で何度も停車し、約2時間かけて慎重に車両基地へ運ばれた。狭い路地で作業を見ていた男性(65)は「住宅の壁をこするのじゃないかと、ハラハラした」と話した。【馬場茂】

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