たび
美しい青色の蝶がひらひら舞うどこに行けばいいのか迷っているようだ道を探している方法を探している樹木が腕をひろげて世界を感じるもっとのんびりすればいいのに、って言っている大地のつららは牧歌的で微笑まし気に空を目指すゆっくりと求める軌道を行く方法もある世界の果てからは川の水が豊かな海に流れ落ちる古い世界観それにもロマンがあったり良いところがある遠い果てに暖かい光の源いつも見守ってくれているものがある神秘的な薄紫に光る植物の心が輝く高貴な色木の根にはムー大陸のオリハルコンが混じる不思議な未知の歴史があったのだろう泉海の下にはどんな友達が泳いでいるだろうまだ出会っていなくても、いつか出会った人蝶は世界を見る空間に浮かぶオーブが彼を見守るからだをねじって伸びる大きな木は、その神秘的な薄紫の瞳で彼を見つめる遠くに見える赤い蝶彼女を追ってみようか、他に何かあるだろうかあれはなんだ遠くに青白く輝く大きな宇宙のクリスタルの城が見えるしかし世界は多様な存在に満ちている気をとられてしまう枝垂れた草葉からは鮮やかな青の雫が落ちそうになっている落ち込んで涙を流す人空には銀河の川悩まし気な表情で見守っている多くの蝶たちは世界を探索するあの赤い蝶もまたクリスタルの城を目指していればいいのに方向性はだいたい合っているなら彼女を追いかけている旅に見えるかもしれない誰かが笑う銀河かな遠くの果ての果てに暖かいオレンジ色の光の源深い紫色の鉱光の瞳で、大きな木はクリスタルの城を見つめる青い蝶は見守られながら追っていく