あなたは厳格な両親のもとに生まれ育ち、数多の人々の中からよくぞ私という光を選んでくださりました。
私たちの出会いは情熱の炎が燃え上がるような恋の出会いではありませんでした。
出会った当初のわたしはメンヘラで、自分に無関心。
屍のように生きて、自身の光は消えてしまいそうなほどに乏しく揺れるあかりだったように覚えています。
私の話をよく聞いてくださるあなたは、いつも月明りのような存在でした。
寮の6畳1間に、何重にも積み上げられた新聞がベッドのように広がり、その下を足がたくさん生えた虫が運動会を繰り広げていましたね。
あの生活から20数年、今では毎朝自ら掃除機をかけ茶碗を洗いゴミ出しをし、積極的に自分の心地よさを追求する生活へと変貌されていきました。
怖がっていたペットたちとも距離を縮め、家庭菜園ではその愛情を惜しみなく注げる余裕まで生まれる人に成長しました。
あなたの存在は自分に無関心で自暴自棄だった私の“心の寝たきり状態”から、人間としての生きる意欲・尊厳を取り戻させてくれました。
おいしいもの・食べたいもの・やりたいことすべて、自由にやらせてくれました。
ありとあらゆるわがままを許してくれました。
本来のありのままのままの私に目覚めさせ、自己愛の大切さにも気づかせてくれました。
結婚以前から続いていたわたしのパチンコ依存。
結婚とともに卒業したはずでしたが、日常のあなたに対する不満を抱え、その発散をパチンコに通い散在することで解消していたように思います。
多くの私財の浪費をすることになりました。
わたしの不満はあなたへ向けたものだけではなく、実母や息子、わたしに関係する人・もの全てに対して発生していました。
いつ地雷が爆発してもおかしくないほど、怒りに満ち溢れ、その怒りの矛先を誰にも打ち明けることもできずまたぶつけるも出来ず、甘いものやジャンクフード・暴飲暴食が支えてくれました。
それらの浪費や家庭を居留守にした時間にも、一切苦言を呈することなく見守り続けてくれました。
自身は酒・タバコ・ギャンブルに女、一切私に迷惑をかけることはありませんでした。
あなたの見えない支えの中で、10数年かけて自らパチンコ依存・食べ物依存を卒業することができました。
あなたはわたしの潜在的な能力を開花成長させることに多大に貢献しました。
自己否定が強く自分DVを続けていた私でしたが、自分を信じることが人生の好転をもたらす経験をたくさんしてきましたね。2人ですることによって、その信頼の確実性が増していきました。
息子の出産では、特に多くの奇跡体験をしましたね。
転勤したてなのにもかかわらず、望む助産院での出産でマンスリーを借り、1か月離れ離れに暮らしてくださる男性はなかなかいないと思います。
そして息子が私の誕生日に生まれてくるという奇跡は、あなたと共に歩めたからこそ成しえた経験だったと思います。
奇跡の出産からは一転、育児ではわたしの養育放棄にも柔軟に対応してくださいました。
もともと子どもや動物に対し無関心な様子を見せていたあなた。
自ら息子と多くの時間を接する中で父子愛を育てていく様子を見せてもらえたような気がします。
息子の幼児教育にも協力的に支援してくださいました。
息子の成長をただ真っすぐに見つめ不登校から高校進学へと導きました。
妻の数々の自己啓発にも多大なご支援も頂きました。
そして外見的評価はしないあなたでしたが、体脂肪が50%だった私がその数値を半分以下にした暁には、20年前の結婚式で出来なかった“お姫様抱っこ”をさりげなく実現してくれました。
未熟な私にはヒョロヒョロで中身のない男・やわな男、クズ男クズをに評されながらも、具妻な私には翻弄されずわたしという具材をうまく調理しながら、嘘偽りのなく率直生きるあなたの生きる姿には敬服に値します。
雨の日も風の日も長靴をはき、合羽を着て通勤されたあなた。
名前ばかりの主婦でトド「トドならまだ筋肉質、トドにめっちゃ失礼💧)のようになった私にも、一切苦言を呈しませんでした。
自ら仕事先を求め、今では3つの収入源を得てくださり、家族に大きな安心をもたらしてくださっています。
我が家の長女であり、愛犬あん(享年16歳)も愛がたっぷり溢れたわんちゃんでした。
最後を家族全員で迎えてあげることが出来たのも愛にあふれた家族に成長できたからだったと思っています。
書いてみて自分の未熟さを知る機会となりました。
多くのあなたの応援が今日の私を支えてくださったのだと、改めて振り返ることが出来ました。
その振り返りを伝えた時あなたは、「過去は終わったこと。」とおっしゃいました。
執着に執着したわたしと執着に生きず「今」に生きるあなた。
自分DVからの解放を陰ながら応援してくださりありがとうございました。
共に生きてくださったことで、お互いに大きな成長が見られましたね。
あなたが57歳という年齢を迎えるということ、56歳と57歳の間に大きな境目を感じ、あらためてこのように振り返れたことに感謝いたします。
その時その時自分にとってベストなところを選んでるby夫
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