こんにちは。なかそねです。
今日は、東洋医学的に見た「健康」についてのお話。
聞いたことがある人もいると思いますが、東洋医学では「気・血・水」のバランスがとても大事です。
●「気」・・私たちの体のあらゆるものを構成している基本になるものです。
●「血」・・血管の中を流れて全身に酸素や栄養を運びます。
●「水」・・体の中にある血液以外の水分で、体を潤します。
血は気から生まれ、水も気から生まれます。
気が全身をめぐるには血が必要ですし、水がなければ気は体の隅々まで届きません。
つまり、気・血・水の3つは密接につながりあっていて、どれかが不足したり過剰になったりすると体調を崩しやすくなってしまいます。
そして、気・血・水のエネルギー源となるのが「精」。
よく、「精をつける」などと表現しますが、精とは生命活動や生殖活動、発育や成長をするための大事な要素の一つです。
もともと体に生まれ持った精もありますが、精は使っているうちに減っていきますので、常に食事から取り入れる必要があります。
バランスの取れた食事でしっかり栄養を補うことが、気・血・水のエネルギー源になるんですね。
症状を改善したい時は、まずは食生活から!・・と言われるのは、こうした理由があるのです。
東洋医学はちょっと小難しいですが(笑)、言っていることは実は非常にシンプル!
そんな東洋医学のお話を、これからも分かりやすーく書いていきたいと思います