17歳の時に僕は生まれて初めて夢精を体験したのですが、
その夢精がショックで、僕は以後30手前にあんる今日まで、ほとんど毎日オナニーをしています。
というのも、夢精の時に見た夢があまりにもショックだったのです。
夢精の時、男性は何かしら、エッチな夢を見るといいます。
僕の場合は、囚われのどこかの国の王子様でした。
王子さまでしたって、自分がそうだと思っているだけなんですけど。
冗談のような冠をかぶって、
白いタイツにかぼちゃパンツを履き。
青いガウンを身にまとった王子晴太郎は、後ろ手に縛られていたのです。
そして謎の集団に囲まれていました。
「フッフッフ。どこそこの王子もこうなっては形無しだな。」
「おのれー」
「ここも縛ってくれるわ」
「や、やめろー」
というような感じの夢で、ガムテープで陰部を縛られて射精するという夢を見たのです。
目が覚めて、その夢が現実に起きたことだと知って僕は絶望しました。
「僕は変態だったんだ・・・」
それ以来
絶対夢精しない。
夢精するくらいなら自分で絞り出す。
そう心に決めて生きてきたのです。
ですが
その誓いは彼女に会う事で霧散しました。
理由はシンプルで
セックスするからです。
たっくさんするからです。
羨ましいと思う方もいるかも知れません。
しかし、ここはひとつ最後まで読んでいただきたい。
彼女はお仕事で沢山の人といろんな性サービスを行います。
それはやっぱり大変な事で、体も心も、とても消耗してしまうようです。
だから、帰ってくると、体と心をリセットするようにセックスするのです。
ちなみにSもMもありません。
いたって普通の性行為です。
仕事が終わったサラリーマンが、明日の活力を求めておお酒を飲むようにするのです。
週5働けば、7回はセックスを必要とします。
僕は大変な精力を必要とするようになりました。
中学の部活は科学工作部です。
高校は演劇部です。
体力なんて、あろうはずもありません。
そんな僕が週7のセックスをこなすというのは、
もはや一発の無駄打ちも許されない、
かなりの重労働になったのです。
だって、だって、これ言ったら女性には怒られるかも知れませんが、
男性にはオナニーが必要なのです。
どんなに愛する女性がいても、
メリハリを付ける為にも
やっぱり彼女が一番だと思う為にも、
ほどほどのオナニーは必要なのです。
これができない。
いやできなくはないんだけどやると弾がもたない。
僕は性の修行僧にでもなった気分になりました。
ていうか、普通のカップルは一体どれくらいの頻度で性交渉を行うのでしょうか。
誰か教えてください。
もうオナニーしている場合ではありません。
1日3食ごはんです。
そして、僕はある日パンクしてしまうのですが、それはまた後日。