リーベ: 母ちゃん
今日から短編
書き始めるの?
短編小説
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第1章
発覚は留守電
第Ⅰ話
夫の人となり
朝子は札幌市の手稲山のふもとの
閑静な住宅に
夫と男の子2人の4人で暮らしていました。
朝子の夫は
北海道栗山町ある
北海道介護福祉学校に
教師として赴任していました。
夫は札幌の家から日曜日の夜に車で赴任地に行き
金曜日の夜に札幌の自宅に帰って来るという
生活をしていました。
朝子の夫は結構感情を持ち帰る性格で
帰宅時にとても機嫌の悪いときが有り
朝子は夫の帰りをいつもハラハラしながら、
留守を預かっていました。
夫は有名大学、大学院を首席で卒業し
卒業式の答辞も読みました。
夫はとても博学で
地域の団体からも講演依頼がよく来ていました。
外ずらはとても温厚で、信頼も厚く
とても評判の良い人物でした。
家庭内では機嫌のいいときは
色々な話をしてくれ朝子も尊敬できる人物でした。
読書が大好きで家庭内ではほとんどの時間を読書に費やし、
興味のある本を読んだ時には朝子にもよく薦めてくれました。
朝子にとって興味のある本は読みましたが、
そうでない本は目を通さず無関心を装いました。
それは少なからず夫にとって不満であったことと思います。
PTAの会長もしており
子どもたちの保護者からは
「いい旦那さんね」なんて言われることも度々でした。
夫を頼ってくる人たちも多く、
週に2.3度は来客があり夜遅くまで語り明かしていたこともあります。
人徳がある
そんな夫でした。
続く
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今日の農作業
里芋の植え付け
空豆の様子
えんどう豆の様子
明日もいい日になりますように