リーベちゃん
今日は母ちゃんの
父ちゃんのことを話そうね。
私が今ここに存在し
後期高齢者の現在も健康に過ごせていることの
感謝を込めて
前にも書きましたが
私の両親、兄妹について書きたいと思います。
父の事
私の父は
大阪の恩地という地の
デラウエアで有名な
ブドウ農家の大地主の家の長男として生を受けました。
その生い立ちには大きな波乱が有りました。
物心つくまでは
大地主の御曹司として
何不自由なく、暮らしていましたが
ある日自分の生い立ちを知ることになりました。
父の父と父の母
私にとっては父方の祖父と祖母に当たる人です。
しかし私は父方の祖父も祖母にも会ったことは有りません。
だから、あえてこのような書き方をしています。
父の父はしがない町娘の父の母と恋に落ちました。
しかしそんなことは許されるわけもありません。
大地主の父には父の知らない間に親同士が決めた許嫁がいました。
でも・・・・・父の母は身ごもっていたのです。
そして私の父が生まれたのです。
それでも二人の恋愛は許されず、
もし男の子が生まれたら、
ブドウ農家の跡取りとして父方の家に引き取り、
女の子であれば父の母が育てることになっていました。
生まれた子は男の子でした。
父の母は泣く泣く自分の子供を手放すことになりました。
大地主の言うことには従わなければならなかったのです。
今では考えられないことですね。
続く
明日もいい日になりますように