リーベ
昭和という時代と私
その2
父親の事
父は明治の生まれ
母は大正生まれです。
父は50年前に亡くなり
母は大正、昭和、平成、令和へと
四代生きて3年前に亡くなりました。
父の父親は、
いわゆる私の父方の祖父ですが、
私も兄姉たちも一度もあったことはなく、
父はその生家を幼くして出ています。
漏れきいた話では、
父の父親は大阪の恩地、ブドウ農家の大地主の跡取り息子だったそうです。
父の母親は貧しい家の娘でした。
その二人は恋仲でしたが、その二人の結婚は許されなかったそうです。
(画像はお借りしました)
二人の仲を裂かれた母親のお腹には子供が宿っていました。
その子供が私の父です。
もし男の子が生まれたら、
跡取りとしてその旧家に引き取られることになっていました。
そして男の子が生まれ(父親)すぐに子供は父方に引き取られ、
二人の仲は裂かれました。
だから父親は母の存在を知りません。
幼少の頃は御曹司として大切に育てられたそうですが、
物心がつきその事実を知った時に
大地主の跡取りの立場を捨て家を飛び出したそうです。
天涯孤独の身になり、その後色んな苦労があり、
家庭を持った時は温かい家庭を持ちたいと常々思っていたとよく父から聞かされました。
(今では考えられないことですが……)
両親の画像です。
次回は母のことを書いてみようと思います。
メルシー
朝の散歩
イタリアン・グレーハウンドの
ロイリーちゃんに会いました。
メルシーと同じ7歳です。
お目目がくりくりしていますね。
今日もお読みいただきありがとうございました。
明日もいい日になりますように