リーベ回想

 

**************

 

母: 去年(一昨年)のこの頃は

リーベ: リーベが闘病していた時だね。

母: りっちゃんを見てるとね。

リーベ: うん。

母: とっても辛くてね。

リーベ: うん。

母: りっちゃんは苦しい表情をしてなかったけど…

リーベ: うん、ちっとも苦しくなかったよ。

母: 見ている母ちゃんは、辛かったよ。

リーベ: そうだったんだね、母ちゃん。

 

image


 

💛💛💛💛💛   💛💛💛💛💛

1年前(2年前)の回想

 

リーベを見ていると涙が止まらない。

リーベが小さく小さく生まれた時、

体温が下がらないように私の胸で育ててきました。

今夜からはあの時のように私の胸でリーベを抱いて眠ります。

お互いの鼓動と温もりを感じながら心をひとつにして眠ります。

リーベが我が家に生まれてきてくれたことに感謝して眠ります。

リーベが私を忘れないように抱きしめて眠ります。

愛しいリーベを抱きしめて眠ります。

💛💛💛💛💛   💛💛💛💛💛

 

日に日に弱っていくリーベを見守りながら、

ひと時もリーベと離れている時間がおしくて・・・・・

リーベの傍で過ごしました。

リーベが愛おしくて、愛おしくて、リーベは私の全てでした。

思い出すと涙が出ます。

 

****************

 

1月は私の一番悲しい月

母には悪いけれど、母が亡くなった時はこれほど悲しい思いをしなかった。

日に日にリーベが亡くなった日が近づいてくることを思うと、

深く呼吸が出来ない。

 

メルシーはそんなそんな私の気持ちを知ってか知らずか、

今日はガレージで疾走してくれました。

「メルちゃん!良~いドン」と言うと、

思いがけずガレージの車の周りを、全速力で疾走してくれました。

「メルちゃん!良~いドン」という私の掛け声で、

まるで追っかけっこをしているように、何度も何度も車の周りを走ってくれました。

こんな風に遊んでくれるのは初めてでした。

メルちゃん!

母ちゃんを元気づけてくれて、ありがとね。