リーベ: 母ちゃん。

母: なぁ~に?

リーベ: この木何の木?

母: 何の木だろうね。

リーベ: よく、母ちゃんと通った道だけど

母: 初めて見たね。

リーベ: こんな花も初めて。

母: こんな大きな木なのに

リーベ: 今まで気が付かなかったね。

母: そうだね。

リーベ: 母ちゃん、今日もよく歩いたね。

母: そうだね。そろそろ帰ろうか?

 

 

ごうやの苗を買い忘れていたので、

よくリーベと歩いた道を歩いて買いにいきました。

ふと気が付くと、

前方の大きな木に

たくさんの花がついているように見えます。 

近寄ってみると、

5センチの長方形くらいの紫系の花が房になって付いています。

今まで何度も何度も歩いた道なのですが、

季節が合わなかったのか、初めて見ました。

木も周りの木よりもひときわ大きな木です。

こんな時期に通ったのなら、見過ごすわけは有りません。

何だかキツネにつままれたような気分です。

 

 

 

この木なんの木 気になる木
名前も知らない 木ですから
名前も知らない木になるでしょう

この木なんの木 気になる木
見たこともない 木ですから
見たこともない花が咲くでしょう

 

この木なんの木 気になる木
なんともふしぎな 木ですから
なんともふしぎな木になるでしょう

この木なんの木 気になる木
みんながあつまる 木ですから
みんながあつまる実がなるでしょう

 

 

リーベを虹の橋に見送った時、

悲しみを埋めるために買ったつるバラ「ロココ」

逆から読めば心です。

優しい色と名前に惹かれて買いました。

そのバラがもうすぐ花開きそうです。

 

 

明日も快晴のようです。

明日もいい日でありますように