リーベ: 母ちゃん、聞きたいんだけど。
母: なぁに?りっちゃん
リーベ: 初めて犬を飼ったのはいつ?
母: それはね。
リーベ: うん。
母: まだ小学校に行く前だよ。
リーベ: そんな小さな時?
母: 家族に犬好きの人はいなかったんだけど。
リーベ: そうなの?
母: 今のように犬を飼う余裕のない家庭が多かったんだよ。
リーベ: そうなんだぁ~
母: それでも母ちゃんは犬が飼いたくてね。
リーベ: うん。
母: 捨て犬を拾ってきた時が始まりだよ。
リーベ: 母ちゃんと暮らしてきた ワンちゃんたちのこと
母: 聞きたいの?
リーベ: うん、聞きたい
私が初めて犬と出会ったのは、小学校に上がる前5歳くらいの時でした。
小さいころから生き物が好きで、特に犬が好きでした。
1950年代まだ生活に余裕のない時代、
今のように生き物を飼っている家は少なかった時代です。
はっきりとした記憶はないですが、
加茂川の土手に捨てられていた雑種を拾ってきたのが始まりです。
家族の反対がありましたが、結局は飼ってくれることになりました。
ジュリーと名付けたその犬は6歳で亡くなり、
次に飼ったのは近所で生まれた白い雑種です。
その犬にはマリと名付けました。
マリは8歳で亡くなりました。
あの頃、犬フィラリア症という言葉を耳にした記憶がないので、
当然薬も飲ませていません。
ひょっとしたら、死の原因は犬フィラリア症に感染していたのかもしれません。
その後、結婚して初めて血統書付きの犬を飼いました。
犬種はコリー
名前は初代テレーズ。
これから愛しい犬たちとの暮らしが始まります。
新型コロナウイルス感染者数が今日も増え続けています。
「まん延防止等重点措置」や「緊急事態宣言発令」など検討されている中、
片方では「聖火リレー」で、多くに人が集まる。
各地で医療崩壊が叫ばれている中、
「聖火リレー」を開催する意味がどこにあるのか、
私には分かりません。
そして、オリンピックに向けて努力している選手たちはともかく、
自己満足だけのにわか聖火リレー者、
その人たちの聖火リレーの意味が私には理解できません。
止まるところを見えない新種コロナウイルスの恐怖におびえるばかりです。
明日もいい日でありますように。