母: りっちゃん、分かる?
リーベ: 何を?
母: この時の母ちゃんの気持ち
リーベ: あっ!わかるよ。
母: 信じられない気持ちと
リーベ: うん。
母: 震えるほどの嬉しさ
リーベ: そうだったね、母ちゃん興奮してたよ。
母: 夢を見ているようだった。
リーベ: うん。
💛💛💛💛💛 💛💛💛💛💛
1年前の今日の回想
信じられない事が起こりました。
リーベが歩きました。
今日は一日殆ど寝ていたのですが、
夕方になってのこの行動は私に驚きと感動と健気さに涙を禁じ得ません。
リーベの1日の様子
3時10分
目覚めて排尿
直ぐに寝る
5時30分
目覚めて水5cc飲んで直ぐに寝る
7時20分
目覚めて私に身体を預けて10分ほどで、私の手枕で寝る
10時15分
目覚めて排尿
朝食60% 水2cc
暫く身体を起こしていましたが直ぐに寝る。
12時10分
目覚めて水15cc飲む
暫く身体を起こしていましたが、直ぐに寝る。
13時50分
目覚めて、身体を起こしていますが、5分ほどでまた寝ました。
昨日から殆ど寝ています。
15時45分
目覚めて排尿
水15cc飲みました。
暫く頭をもたげていましたが、又寝ました。
17時30分
目覚めました。
夕食の支度をしていたら何か物音がしたので振り返ったら、
リーベ が囲いを乗り越えて台所に歩いて来ました。
私は驚きと感激で身体が震えました。
一通り歩いて
夕食を80%食べて今は疲れたのか静かに寝ています。
健気なリーベの生きる力を信じてリーベに寄り添い頑張ります。
その後何度か寝がえりをうったり、頭をもたげたりしていました。
リーベの好転で少し元気が出た私は、
リーベに付き添いながら、リーベの乱れた被毛を優しくブラシで撫でたり、
温めた濡れタオルで被毛を拭いたり、
パットの毛や伸びた爪を切ったりケアをしていました。
まさか、それが「灯滅せんとして光を増す」だったとは・・・・・
夜11時
自身の就寝の準備に歯磨きに洗面所にいましたら、
突然パートナーからリーベの様子が変だ!
と言われ慌ててリーベの傍に行きますとリーベが痙攣していました。
11時7分でした。
リーベの身体を摩りながら痙攣が治るのを祈りました。
老衰末期の痙攣は苦しみを感じないと言う知識は得ておりましたが、
リーベの様子はそんな知識は慰めにはなりません。
なかなか治まらないリーベの痙攣を見ていて、
利口で可愛くて愛しいリーベ、
食ムラ以外に私の手を焼かせた事の無い本当にいい子のリーベ、
何故こんなに苦しめるのか神さまを恨みました。
時には激しく、
時には静かに麻痺は続きました。
次第に呼吸は大きく、また小さくなりました。
パートナーと一緒にリーベに付き添っていましたが、
こんなリーベの様子に覚悟をしなければいけない事を悟りました。
ずっとずっとそうしてきたように、
長い間そうしていたように最期の時は3人で寝ようと、
リーベを連れて寝室に行き
2人の間にリーベを寝かせ痙攣するリーベを抱きしめて休みました。
💛💛💛💛💛 💛💛💛💛💛
いよいよ、リーベとの別れの時が近づいてきました。
苦しくて、うまく呼吸ができません。
でも、頑張って回想を頑張ります。
リーベとともに生きた証ですから…・