りっちゃん、覚えてる?
りっちゃんの元気だった頃、母さんのベットで一緒に寝ていたとき、
母さんの手はいつもりっちゃんに触れていたよ。
りっちゃんの調子が悪くなって、りっちゃんのことが気になって
時間の許す限り、りっちゃんに触れていた。
背を向けたりっちゃんの背中に手を添えて、りっちゃんの
息遣いを感じていたよ。
私の母が寝たっきりになって意思の疎通ができなくなった時も、
病院に行くたび母の手を握り私が来たことを伝えてた。
手を添えればぬくもりが伝わり心が通じ合う。
もう、母もリーベも亡くなりました。

この手の行方は