フレンチレースと刺繍布。。。

フレンチレースと刺繍布。。。

ミュージアムクラスのレースが現在でも生産されています。
素晴らしいレースの魅力について、すこしずつ皆さんとお話し
出来ればいいかなと思います。

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ALBERT GUEGAIN社の会社に行ってきました。
アパレルのお客様と次の春夏の仕込みです。
バカンスの間際で忙しそうでしたが、パリからTGVでST.QUINTINまで1時間半、
車で30分。刺繍の機械やハンドカット、レーザーカット、リペアなどなど色々勉強になりました。

今回のフランス出張はパリで開催された生地の展示会とメーカー廻りが主な仕事でした。
メーカーはALBERT GUEGAIN アルベールゲガン社とANFRE LAUDEアンドレロード社に行きました。
パリから北へ一時間半ほどTGVでCAUDRYという場所にあります。
リバーレースと第一次大戦の激戦地としてフランスでは知られています。
リバーレースの機械はイギリス製で、イギリスからパリに運ばれる途中に戦争のため、CAUDRY
で停まり、そのままCAUDRYにリバーレース産業が根付いたのだそうです。
リバーレースは百年ほど前の機械が今でも現役で動いています。最近は無理やりコンピューターを取り付けたりしている機械もありますが、ほとんどは当時のままもシステムで稼働しています。
ジャガードのパンチカードに上から鉄の棒が落ちてきて運針を読み取っています。
かなりアナログなコンピューターといった感じでしょうか・・・
YOUTUBEにアップしてみましたので、撮影はへたくそですが、見てやって下さいませ。
リバーレース機の潤滑には油ではなく、亜鉛を使うため、職人は真っ黒で、10000枚のボビンは真鍮なのでかなり重く、マッチョな方が繊細な糸と格闘しているのは、美しいレースからはちょっと想像できません。 百年前には最先端の技術だったのでしょうねぇ、パンチカードから運針を読み取る方法を説明してもらいましたが、数学的でチンプンカンプンでした。

このあいだ、僕が行ったときのレース織機のムービーです。↓
<iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/7HS0FLLVJRA?rel=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

フランスのテレビで紹介されたときの映像です↓
http://youtu.be/Gqw9WRiapmg

阪急うめだ本店にて、CERVINのパンティーストッキングの販売しております。


梅田近辺は最近いろいろと新しくなり、今後も変わっていくのかも知れませんが、


思い入れのある商品は古くならないと信じておりますし、CERVINは80年を超える歴史を持った素晴らしい


ブランドなので是非いちどお試し頂ければと思います。


現在6種類のストッキングを販売しておりますが、ゴールデンウィークも終わり夏も近づいてまいりましたので、


TOROPICAL(トロピカル)という品番がお勧めです。


トロピカルは非常に軽く通気性が良いのでムシムシした季節にはぴったりです。


トロピカルといっても南国ムード漂うというわけではなく、暑い季節用なのです。


光沢を抑えているので、足が細く見え、縦と横にストレッチの糸が入っているので伸縮性も素晴らしいのです。


普通はウエストバンドが別についているストッキングは珍しいと思いますが、ずれにくくするため、


ロゴ入りのウエストバンドを付けています。 


機能性だけではなく、サンダルを履いても美しいようにつま先の部分もシースルーになっています。


たかがパンスト、されどパンスト。 フランスで3代続くCERVINのストッキングを是非お試しくださいませ!



フレンチレースと刺繍布。。。