「おい、そんなところで撮るな!!」
今朝こんな怒鳴り声を聞きました。
残念で仕方ありませんね・・・
有馬記念出走馬の姿をファンの方々にお伝えするために撮影していたスタッフにかけられた言葉です。
もちろんそれらのお馬さんの厩舎の方ではないですよ、怒鳴ったのは。
全然関係ない厩舎。
確かにトレセンの中はお馬さんが暮らす場所。
一番エライ・・・というか最も大切にされなくてはいけないのはもちろん「お馬さん」。
「馬優先」は当然です。
ですからお馬さんたちが驚くようなことをわざとしたり、考えを何も持たずに行動をしてしまうことは以ての外です。
しかしお馬さんが偉いんです。
偉いのはお馬さんですよ。
決してそのお馬さんに接している人ではないんですからね!!
調教師でも騎手でも厩務員でも調教助手でもないんですよ!!
偉いのはお馬さんですよ。
カメラにお馬さんが驚いたのはわかります。
お馬さんはとても気が小さいので枯葉が落ちただけでもびっくらこきます。
まあ普通に暮らしていてもほんの些細なことで驚くのがお馬さんなんですね。
カメラがいれば、普段見慣れないんだから、そりゃ驚きますよ。
慣らせよ
プロなら。
お馬さんは警戒心が強い一方で、そのものや行為に危険がないと分かれば、かなり何でも受け入れる動物なんですから。
カメラの向こう側にはたくさんのファンがいるんですよ。
馬券を買ってくれる方々が楽しみに待っているんですよ!!
本当は、そんな気の小さなお馬さんを扱っているあんたが
怖いだけだろ・・・
お馬さんが怖いんだろ!!
トレセン全体のレベルが早く上がることを願います。