皆様こんにちは。

クマです。


今回は私の仕事についてお話ししていければと思います。

端的に言うと、私の仕事は歯医者で歯科医院を経営しております。


今からおよそ13年前に先代の院長先生が癌で亡くなってしまい、そのタイミングで当時まだ卒業後5年にも満たない私が居抜きで開設管理者となる事になりました。


とても急な話しでしたし、そもそも今の歯科医院は規模も小さくはなく、スタッフ数も多く、先代の先生の奥さんも歯科衛生士として在籍していたり、はたからみれば大変そうな医院でしたが、環境的には周りの一流の歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士の助けを借りることも、事情が事情なだけに直接色々と教えてもらえたり、実務も助けてもらえたり、と恵まれてはいる環境ではありました。


ただ、先代が口腔外科出身だということもあったり、地域から信頼されている医院でもあったので(良いことではあるのですが)インプラントや、難抜歯の紹介、他院でみきれない難症例などの紹介等も多く、

様々な勉強会やセミナーで知識を習得しつつ、技工士さんと相談しながら難症例に挑み、スキルも習得しながら、昼も夜も休みの日も仕事や勉強漬けの日々でした。


駆出しの歯医者にはよくある話だとは思いますが、とにかく明日来る患者さんの為に、歯周病、根管治療、義歯、インプラント、咬合、補綴…とあまりにも膨大な分野を急激にスキルアップする必要があったので、

本当にプライベートの時間を削り努力を積み重ねてきた日々でした。


妻と結婚したのはそんな中(私が歯科医院を継承して2年目)でした。

何というか、この歯科医院を継ぐ事自体、元々の自分のキャパを遥かに上回る、無理がある話でしたし、妻もその大変さを理解した上で当初から賛成はしておりませんでした。


元々の院長やその専従者であった奥さんも今時では考えられない根性論志向の強い方々でしたので(当時は第一線でやっている人達の中ではそれが当たり前の時代だったのかもしれませんが)、

先代は病気で時間が無いのもありましたが、医院継承時も今までただの勤務医だった私を持ち上げて、あれよあれよという間に様々な条件をつけ、私を院長に仕立て上げたという感じでした。


時間が無いのは分かってはいたし、日々来院する患者さんを穴を開けることなく"卒なくこなして"行かなければならないのは分かってはいたものの、その時の条件も今考えれば無理がある条件でした。

以前からのスタッフをそのまま全員雇用を継続し、その給与も継続してほしい(当時勤務年数20年にもなるスタッフもいましたがそのまま継続)とか、先代院長の奥さん衛生士の給与を一方的に提示されたり、税理士さんも先代からの引き継ぎでしたので、私が開設管理者、すなわち経営者のはずがお金の話しは私を通さずに先代の専従者とのやり取りで勝手に決めていたりとか、、

今となっては考えられない状態でした。。


そんな感じで、かれこれ13年、、

医院のことも色々と変えてきました。

先代の意思も継ぎ、患者さん第一で技術と知識を研鑽する日々は決して楽ではなかった、、というか悩みの日々でした😅

何とかやってはこれているが本当にこれで良いのか、、


経営的な事や、保険点数の事、税金的な事、スタッフとのこと、そして自分の家族と今後の人生のこと。


ここにきて考え事が多すぎて頭がパンクしそうになっていますショボーン

…なので少しずつブログで書いて頭の中を纏めていければと思っています!


人生って何が正解なんだろう、、

40代半ばで幸せの定義が完全に揺らいできておりますネガティブ

皆様、色々と相談させて下さい~🙇





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