廃棄物の有害特性に応じた排出方法
続きです。
自然発火しやすい物質を有するもの
通常の取り扱いや運搬等の条件下で自然に発熱したり、空気と接触することによっ て発熱したりしやすく、そのため発火しやすいものを含む廃棄物を排出する場合には、
・分別排出
・他の廃棄物との混合処理を避けるための考慮
・直射日光等による昇温防止
・水封等による空気との遮断
・少量単位に小分け
等の対策を施すこと。
《具体例》
排出物質名: 黄りん
排出にあたっての処置: 空気に触れないように水封
排出物質名: アルキルアルミニウム
排出にあたっての処置: 密封、窒素ガスシール等
排出物質名: 硫化鉄
排出にあたっての処置: 水封による安定化
排出物質名: 廃活性炭
排出にあたっての処置: 分別排出・失活処置後排出
排出物質名: 塗料かす
排出にあたっての処置: 密封
排出物質名: 濃硫酸付着ウェス
排出にあたっての処置: 水に浸し密閉容器収納
排出物質名: 油ウェス
排出にあたっての処置: 小袋に入れ密閉
なお、このほか、危険物第3類に分類される物質を含む廃棄物が該当する。
続きは次回です。
奥興業
大阪府泉南郡熊取町成合西2230-42
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