廃棄物情報の提供に関するガイドライン
第 3 章 廃棄物情報の信頼性を高める方法
3.2 処理業者の廃棄物情報に関する社内体制
『処理業者は、排出事業者から提供された WDS を処理担当部門へ確実に伝達できるよう社内の役割を明確にした情報伝達体制の整備が重要である。』
【解説】
処理業者においても、排出事業者から入手した情報(WDS)が、その廃棄物を実際に処 理する担当部門へ確実に伝達される体制を整備することが求められる。
例えば、営業と工場のコミュニケーションを円滑に行うために、全ての営業部門と工場 のスタッフが情報を登録したり閲覧できるような社内イントラネットワーク(以下、「イン トラ」とする。)を構築し、工場にてオンタイムで、受入の可否判断の検討が始められれば 効率的である。
営業スタッフは、排出事業者から新規の廃棄物の依頼を受けたら、排出事業者より得た 事前情報をまず最初に登録をする。営業スタッフが排出事業者とコミュニケーションを深 めて新たな情報を入手したら、その都度イントラに登録し、工場の技術スタッフがそれら の情報を基に受入の可否や処理方法の判断の精度を高められる。工場にてサンプルの分析 を行ったら、その結果もイントラに登録する。
工場にて処理可能と判断が下りて契約締結した後は、営業スタッフがこれらの情報を基 に配車・引取・処分を手配する。
これらの情報とマニフェスト情報と連動することにより、 各処理プロセスに対して廃棄物の情報を正確に伝達したり、処理の進捗状況を共有するこ とができ、収集運搬から中間処理・最終処分までの管理を機動的に行うことができる。
次回に続きます。
参照:環境省
奥興業
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