日曜日は北摂に夕方まで所用があり、そのまま河内長野に戻ろうと思っていたのですが、ちょうど9月6日から大阪駅の北側にグラングリーン大阪という物がオープンしたというニュースを知ったので、梅田駅で途中下車しました。
ところが、突然の豪雨に見舞われてしまい、外に出ることができません。仕方なくグラングリーン大阪内に新たにできた建物に避難しました。そこに行く方法は、グランフロント大阪北館からの連絡通路です。これまでグランフロントの南館はともかく北館はそんなに人がいない印象でしたがこの日は違いました。
雨が落ち着くまでカフェで休憩しました。ふと目の前を見るとクラフトビールのお店がありました。次回機会があればと思いつつ雨が止んだので外に出ました。
雨は止みましたが、外はすっかり暗くなりました。今まで工事していて入れないエリアを初めて歩いています。
大都会の最も繁華街で栄えている梅田の北エリアに芝生や緑があるところがあるのがウリですが、それにしてもこの辺り坪単価で計算したら相当高いはず。素人が考えると例えばイオンあたりを呼んでららぽーと的なショッピングセンターを作らないと坪単価の分を稼げないと考えます。しかし、そうではなく大都会の駅前という場所に無料で芝生と水辺が堪能できる場所を作ることで、緑や自然に飢えた人々を呼ぶという戦略を練ったのでしょう。
雨上がりだからこの程度ですが、そうでなければもっと多くの人がくつろいでいたであろう所です。私も少し座りましたが、つい先ほどまで豪雨だったのに、座る部分がすでに乾いていたのです。速乾性のある何かを使っているのでしょうか?
子どもでも遊べる水場は、その先に見える大都会のビル群のネオンが見事に反射して映し出されています。大都会のオアシスという言葉にぴったりでした。古くから梅田エリアを知っているものからすると、ここが本当に梅田なのかと目を疑うほどで、どこか異国の大都会を見ているようでした。
それ以上に、梅田スカイビルとの距離がさらに近くなったような気がします。昔はスカイビルまで地下道を通る必要がありましたが、広場のある広い空間を通って行けるだけで、より近さを感じます。とはいえまだ工事中のところがあるので、そこが完成すればもっと近く感じるのでしょう。
最近は、KITTE大阪というのもできたため、大阪駅周辺で新しいものが立て続けに完成しています。そういうもの見たさでついつい足を運んでいると、ビルが立ち並ぶ大都会の夜景を見るのが新しい趣味になったのかもしれません。引越しの頃は河内長野の緑あふれる空間にワクワクしたものですが、河内長野に移住して完全に落ち着いたこともあって、最近は逆転現象になったのかもしれませんね。
とはいえ、山が間近で見える河内長野は居心地が良いことは間違いなく、新しくできた陸橋を歩きながら、河内長野に帰るため大阪駅方面に戻りました。
グランフロントはさらに盛り上がる気がしましたが、大丸や阪急・阪神、大阪駅前ビルのある大阪駅南側が圧倒されてしまうのではという気がしますが気のせいでしょうか?
それともうひとつ大阪駅の北側にいるこちらの存在(TED HYBER)が埋没してしまわないかと個人的に気になっています。