奥田経営支援センター


訪問していただいた方に「精一杯の有難う」です。


経営コンサルタントの奥田広隆(おくだ・ひろたか)でございます。


「奥田経営支援センター」の代表を務めさせていただいております。


「奥田経営支援センター」では、経営者の良きパートナーとして、経営のお手伝いをさせていただいております。


センターへのお問合せは、下記にメールくだされば、折り返し連絡させていただきます。


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所在地:愛知県あま市上萱津矢台64-4


奥田経営支援センター

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*似顔絵は、30歳ごろの若い時のものです。



財務分析は、経営の実態を見抜くことにあります。財務分析は、決算書を中心としたデータから企業の内容を把握しますが、様々な立場から様々な目的で行われます。


①債権者(銀行)による取引判断

 銀行は債権の回収が重要なため、会社の安全性を重視します。


②投資家による投資判断
 上場企業には特に必要。株主は投資に対するリターンが重要なため、利益が株主資本に対してどの程度あるかのROEに注目。配当や成長の原資となるのは当期純利益。収益性や成長性を重視します。このほかPER、PBRなども重視します。


③税務署などによる税務判断


経営者による経営分析
 会社の経営の実態を見抜き、意思決定に反映させます。経営の問題や原因を理解し、経営戦略を経営者が策定します。

1)総合力
 会社全体として利益を上げることができる力、総合的な収益性。会社に投入した資金がどの程度利益に結び付いたかを測定。
 ROA=売上利益率(利益/売上高)×総資産回転率(売上高/総資産)
 ROE=売上高当期純利益率×総資産回転率×財務レバレッジ(総資産/資本)

 魅力ある会社となるためには、会社の付加価値の高さを示す業績・利益と投入した財産との比較であるROA、ROEを重視します。

2)収益性
 会社の利益を生み出せる力を構造的な面から測定。

3)効率性
同じ売上高を上げるために、拘束あるいは投入されている資金をどれだけ効率よく使っているかを分析することで、資金の活用力を測定。資金の利用の効率度、資金の売上に対する貢献度を分析します。

4)安全性
 負債あるいは資本の構成をある程度中心に、それが安定しているかどうかを分析することによって、資金面の安定性、余裕性を測定。資金的な信用度を表す指標です。

5)成長性
 会社の売上高、総資産などの規模がどの程度変化しているかを分析することで、会社の一定期間の規模の成長度合いを測定。


*売上高利益率の向上
 売上高利益率が低い(実態)場合、①と②により、売上高利益率の向上を図ります。

①売上高を増加(意思決定)
1)商品構成の見直し

 利益率の高い商品へのシフトします。

2)仕入れコストの下げ
 仕入コストや生産コストを削減します。

3)販売チャネルを再構成

 取引先の見直し、大口取引先を増やさずに、大口割引を減少させます。
②費用を減らす(意思決定)
1)広告費の削減

 売上が下がることにもなりかねません。販売促進費、広告宣伝費など拡販に力を入れるならば、削減はできないことになります。

2)省力化による人件費の削減

スローフードは「食」を通して新しい時代の価値を考えるもので、古き良き食文化を現代に甦らせる、いわば食のルネッサンス。

食の文化復興運動として、食の楽しみを人類へ呼び戻そうとする活動でもある。

1986年、イタリア北部の小さな町ブラに住む食文化雑誌の編集者、カルロ・ペトリーさんが「アルチ・ゴーラ」という美食の会を作ったことが、スローフードの始まりだった。

この時期、ローマにマクドナルド1号店が進出するにあたり、街の景観が損なわれることを危惧した市民による騒動があった。

と同時に、地元ならではの食文化が損なわれないのかということもあって、ファーストフードに対抗する「スローフード」として、草の根の活動から広がった。

今では世界中に広がり、日本でも全国に活動拠点を置く。

この活動には、3つの指針がある。

一つは、姿を消しつつある郷土料理や質の高い小生産の食品を守ること。

二つは、質の高い素材を提供してくれる小生産者を守っていくこと。

三つは、子供たちを含めた消費者全体に、味の教育を進めていくこと。

地域を愛する、地域の魅力を見つめ直す、地産地消をすすめるスローフード。

日本でも、「地産地消」とともに、スローフードという新しい時代文化が浸透しつつある。

「地産地消」は、消費者の食に対する安全・安心志向の高まりを背景に、消費者と生産者の相互理解を深める取組みとして期待されているが、もともと北海道の農業関係者が「地域生産、地域消費」のことを略して用いて、それが全国に広がった。

「地元で生産されたものを地元で消費する」という意味で、特に農林水産業の分野で使われている。

消費者が近くて作られているものを食べる、消費する。

生産者にしてみれば、食べる人の近くで作るということ。

スローフードも、地元の郷土文化、土着の食文化やつながりを基礎にしており、地産地消の理念と共通している。

全てがスピードや企業利益を優先させてきた「ファーストライフ」の結果をもたらした食の均一化が今の日本の食文化にも見られる。

それは単に食の均一化だけでなく、添加物や農薬による食の環境の変化、自然環境への負担なども引き起こしているかもしれない。

ファーストライフをスローに転換してはどうかというのが、スローフードという言葉にこめられた提案であろう。

ファーストフードの対極がスローフード、食のルネッサンスでもあるわけですね。



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和食 の定式に五味五色五法というものがある。

「五味」とは、甘、酸、辛、苦、それに鹹(かん)、鹹とは塩辛いこと。

「五色」とは、白、黄、赤、青、黒のこと。黒には濃い紫を含む。

「五法」とは生、煮る、焼く、揚げる、蒸すという調理法を指す。生は生の食感を活かす。

日本食とはこれくらいデリケートな料理。

素材の持ち味を生かしながら、味、香り、色を大事にし、春夏秋冬の季節感をも重視し、材料の旬にも気を配る。

さらに、料理を盛り付ける器も、料理によって或いは季節によって、色、形、材質について配慮する。

色については、青の食材はないはず。緑のことだろう。

地球が誕生して、植物が生命を持ったとき、すべての植物は緑色であり、唯一の色だった。

この緑の食べ物は、主に体の調子を整えるとされる。

また、人類が最初に意識した色である赤い食べ物は、主に体の血や肉を作るといわれる。

黄色い食べ物はエネルギーになるとされる。

チャールズ・R・ダーウィンの「種の起源」によれば、その葉緑素は「植物の化学作用である変種や変異で、新しい色が進化した」という。

藻類が海から地上に進出したときに強烈な紫外線から身を守ったのが、抗酸化力という色の防御システムだった。

果実は未成熟の緑色をしているとき光合成を行い、成熟すると、カロテノイドやアントシアニンが生成され、赤、黄、紫に変化する。

この色素の抗酸化力は種を守り、同時に色づくことで、赤い色が識別できる鳥が種子を運ぶことが出来るように、食べてもいいというシグナルを送っている。

鳥だけでなく、赤色は、昆虫、動物、人間などにも食べてもいいというサインを送っているのだった。

こうして果実の色は、種の保存を図っている。

赤い果実がなぜ赤いのか、その理由は種の保存。

植物が種を切らさない、子々孫々の繁栄のためだった。

それを人間が食材として食べ、すべての生物に生きることに貢献している。

いただきます。ご馳走様。

すべの生物は、自然の恵みに感謝です。

五味五色五法は中国 の陰陽五行や薬食同源の考え方を源流に、日本に伝わり、独自にアレンジされたもの。

食は健康の源。五味五色五法は食のバランスをよく考えていると思いますね。


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ネット通販市場は、1998年にわずか645億円に過ぎなかったものが、2001年には、1兆4840億円と、3年で3倍近くに膨れ上がった。

2004年には5兆6430億円と、その後の3年で、4倍と急成長を遂げている。


この2012年度には、前年度比15.9%増の約10兆2000億円となるとの見通しもある。


ある有名カタログショッピング会社のネット通販部門は、立ち上げからわずか数年で、年間340億円を超えた。

凄まじい伸びを示している。

その一方、伊藤ハムのネット通販は、立ち上げからわずか数年で閉鎖された。

北京ダッグなどスーパーでは売れないニッチ商品約3000点が、全国相手のネットでは、そこそこ売れたが、やはり大量生産大量販売の大手ハムメーカーが扱うものではなかった。

この点でも、ネット通販は小さな市場を標的に絞る零細、中小に有効な媒体ツールともいえよう。

2・8の法則がある。

つまり現実の店舗では、売れ行き上位2割の商品で、売り上げ8割を占めるとされる法則だが、ネット店舗では、この法則は当てはまらない。

ネット店舗では、尻尾のように伸びた、あまり売れない商品が欠かせない収入源となっている。

いわゆる「死に筋が売れ筋」と言うもので、これがロングテール効果と呼ばれるもの。

たとえば、調理道具は軽く10万点以上の商品がある。

仮に1年に1個しか売れない商品でも、

利益1000円×10万個=1億円

これが毎月1個なら、利益12億円に上る。

店に並べきれない商品も、ネット店舗なら、ほぼ無限。万引きのリスクもない。

しかも、6月になれば、かき氷の器械を目に付く棚に並べ、9月になれば、それをしまい込んで、おでんの器械を並べるが、ネット店舗では、その必要もない。

カタログショッピングなら、秋と夏でカタログを刷りなおし、デパートなら、季節ごとに商品を並べ替える。

そこでは、膨大な費用とエネルギーを費やすことになる。

だがネット通販では、その必要性もなく、むしろ冬でもどこでも売っていない夏物が売れる。

ネットでは売れるものを並び替える必要もなく、売れないものを並べてこそ、その効果が現れる。


ところで10万点という商品がどれほど膨大かというと、10万点をホームページに入れ込むと、どのぐらいの時間がかかるかというと、1人が作業するとなると、およそ5年ほどかかる。


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