手術を受けるに当たって医師から考えうる後遺症を幾つも聞かされていた

ステージ4 後には引けない
生きて居る事に意味があるので
どんな事を言われても受け入れ
乗り越えられる、いや乗り越えなくては明日は無いと、、

先ず、仕事は無理でしょう どうしてか?

自分の皮膚や骨を使うと言っても
作った歯肉だったり顎、口腔内
唇が無くいきなり口なので
唾液がよだれとなりダラダラ垂れる①
顔面神経痛②
耳のしびれ③
口を閉じる為の筋肉が無いので
食事困難④
最悪は胃ろう⑤
顔が変わる⑥
左足の骨を取って居るので歩行困難⑦
足のしびれ⑧
その他忘れてしまったがいっぱい言われた

後は12時間の長い手術においての起こり得る合併症、私は脳梗塞も敗血症も過去になって居るのでリスクが高いと言う、その上で
手術に臨むかどうか判断を仰ぐ(患者側にね)

ここで手術はやらないと言う選択肢はない
「もう手の施しようも無く手術も出来ません」
そう言われるのと天と地の開きがある

「一つ聞いていいですか?」と感じの良い偉ぶる様子もない医師が
「〇〇さんは血液の病気で埼玉医大国際医療センターに掛かってますよね、そこでは無くうちでの手術で良いのですか?」と

わたしは歯・口腔の事は今まで専門の明海歯科大学で見てもらっていた。
その主治医が腕も良く感じも良く凄く丁寧で優しく何度も手術してもらいました
その都度仕事復帰も問題なく

国際医療センターには口腔外科は無く
埼玉医大に通う事になるので、それだったらとずっと明海歯科大学でお世話になっていた 明海の主治医がうちではこれ以上の手術は無理なので知り合いの腕の良いのが居る病院の口腔外科に紹介してくれたのだ、「電話をしていつ見てもらえるか聞いて見ますので」とそんなに経たないうちに「明日行けますか?」と急展開
明日は木曜お店を明ける日だ
また臨時休業だな・・・


「あ、はい」凄い早業でここの病院へと次の日から行ったのでした。

翌日初めてあったその医師は本当に感じの良い流石明海の主治医のお友達?と言える方

まあそんな経緯でここでお願いして手術に向け各種検査をどんどん入れて手術日までもうその日に決めちゃうなんて早業
本当に信頼出来そうなスタッフ達
8月30日入院までに出来うるすべての検査を行い、口が開かない事で今までやって無かった胃カメラも口から何とか出来ました
わざわざ熟練の一番上手い先生にやってもらったので割と楽に出来ました。

こうして着々と手術に向け準備が進んでいく中で臨時休業を何日もして
土日はしっかりお店を開け
今回は入院のその時までは告知出来ませんでした。
お客様から「手術頑張って下さいね」と言われるのが復帰出来るのか分からないから辛かった

起こり得る後遺症では食べることをクリア出来れば多少の足の不自由さはあるものの
しびれも顔面神経痛もほぼ無し
マスクを何時も通りすれば顔が変わったのなんか分からない
先生が一番心配していたよだれもほとんど無し

仕事復帰は現実味を帯びて来ました。

実際会社員とかだとキツイんだろうけど
自分でなんとでも出来る自営業
何とかなるでしょ!

こうして今最終コーナーの入り口でもがいています。

陽はまた登る

病院より