水なす農家の公開作業日記

水なす農家の公開作業日記

大阪は泉佐野市で農業を営んでおります、奥農園です。
泉州名産絹皮水なすの栽培状況や新しい取り組みについて記録していきます!

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今日はえらい雨でした。

春の嵐という感じでしょうか。

おかげさまでハウス内も浸水…



水なすゆうてもこの時期にこんな水いらんのですがあせる


本日は水たまる中、薬散しました。

病気対策に、以前に書いた納豆菌の一種が主成分の[ボトキラー水和剤]と[アフェットフロアブル]を混用。

省農薬ちゃうんかい!と突っ込まれそうですが、これには個人的な考えがあります。

奥農園の作型では、4月下旬頃から、質・量共に安定してきますので、それ以降の農薬を出来るだけ減らすことです。

そのために一番の問題になるのが害虫[アザミウマ]です。
アザミウマは実に傷をつけて商品価値を著しく落とします。

そのアザミウマ対策に使うのが、天敵農薬[スワルスキーカブリダニ]というダニの一種。

ダニって害虫でしょ?と思われるでしょう。
茄子に害を及ぼすダニもいますが、スワルスキーは違います。
彼らはなんと、アザミウマやコナジラミ、ハダニといった害虫を捕食してくれるのです!

こんな素晴らしいダニいてるんかと思われるでしょうが、使う農家がすごく増えている訳ではありません。
温度が低くても暑すぎても動きが悪い、使える農薬がかなり限られるなど、うまく繁殖させるのが難しいからです。


そこで話は戻ります。
スワルスキーを放飼しても問題ないであろう(最低温度が保てる)時期を今月末と設定。

スワルスキーが上手く定着するためにも放飼後は2週間は薬散できませんので、そこから逆算すると今日と放飼直前で病害虫を限りなくゼロになるようにします。

スワルスキー定着後は病気をボトキラー水和剤などの菌由来の微生物農薬で抑えれば、水なす最盛期にかなり化学農薬を減らすことが期待できます!

と、机上ではなるのですが実際はそうは上手くいきません(^_^;)


あがく姿を末永くご覧頂ければ光栄でございます。