日経平均がここまで下げてくると、そろそろ買いポジションを持ちたくなる誘惑にかられます。
これまでの経験から、それが成功するのは五分五分でしょうか。底を打ったと思ったらさらに下げるなんて言うことはいくらでもあり得るわけですから。
事実、このところの下げで多くの方が資金を飛ばしているのではないでしょうか。
勿論、余裕資金でのトレードならば長期であろうがスイングであろうが短期であろうが、関係ありません。
次に、私の考えるそれぞれのトレードの特徴をまとめてみます。
長期トレード
これは、年単位、10年単位でのトレードと言えるでしょう。
ファンダメンタル分析によって投資判断をするトレードで、正真正銘の「投資」と言えるのではないでしょうか。
なので、千円程度の上下で一喜一憂するものではなく、チャートさえ普段は見る必要がないトレードと言えるでしょう。
短期トレード
これは、いわゆるトレーダーが行うトレードで、主にテクニカル分析によって売買判断を行います。
オーバーナイトして日をまたぐと、思わぬ変化に遭遇するのでFXトレーダーのような夜型の取引をしない限りデイトレードスタイルが通常のあり方でしょう。
また、短期トレードはスキャルピングトレードのような超短期の取引で勝負することが多いため、手動で売買のタイミングを狙うのには無理があり、現在では多くのトレーダーが自動化の方向に向かっています。
自動化は、FXの世界では常識ともいえる現象ですが、株式指標や商品の売買ではまだまだ進んでいません。
その点、まだまだ試行錯誤の段階ですが、私のEAは株式指標(特にJP225)の最先端で頑張っていると自負しております。
スイングトレード
話は冒頭に戻りますが、スイングトレードは長期と短期の中間の売買を言います。なので、タイミングとしてファンダメンタルとテクニカルの両方に注目しなければなりません。
より長期的になるので、損益の幅はデイトレと比べると格段に大きくなるので、これに魅力を感じて手を出す人が多いと思います。
しかし、利確と損切についてしっかりとした判断力が持てないと、いつかは値を戻すだろうという考えからずるずると損失を膨らませて、終には追証を食らうという苦い経験が私にもあります。
それで、投資の世界から身を引く人も多いのではないでしょうか。
私は、ぎりぎり破産しないような余裕資金でやってましたから、なんとか今でも続けていますが、さすがに危険なトレードスタイルからは身を引き、今は毎日少額の利益でもいいから高勝率の自動売買でコツコツと貯めているところです。
しかし、それでもときどきスイングトレードで稼ぐという衝動がやってきます。例えば今回のように。
そんなときは、小さなロットでポジションを取って遊びのつもりでやっています。
さて、来週どんなタイミングで仕掛けましょうか。